私たちにとって、1年間の集大成となる、
大切な年次報告書がついに完成いたしました。
お手元に報告書がない方も、下記からご覧いただけます。
▶2012年度報告書（PDF：26.9MB）

子どもが売られる問題、イメージできますか。

日本にいる私たちにとっては、とても遠く、
想像するのも難しいという人も多いと思います。
どこか触れてはいけないような、
底がない暗い闇の中にあるようにすら感じます。
国外の遠い問題故に、現地の問題の改善が進んでいるか、
実感することは難しいと思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし日本から支援してくださっている方々の想いは、
現地の子どもたちへ、ちゃんと届いていました。
今年の報告書をご覧になっていただけば、
きっとそれがわかっていただけけると思います。

現地の生の声を、現状を、形にしました

今年の年次報告書は、インド、そしてカンボジアの現状を
より深く知ってもらいたいという私たちの想いを形にしたものです。
リアルに伝えようとしたからこそ、
この社会の闇の深刻さがより近く、怖くなるかもしれません。
現地とやり取りをし、実際に少女の話を聞いた私たちでさえ、
飲み込むのが辛く、心が痛み、涙しました。
この問題の現状を知って、本当に怖くなりました。
同時に、もっと多くの苦しむ子どもたちを絶対に救いたいと、
もっと強く前に歩んでいこうと、かものはし一同心を新たにしました。
「暗い闇の中に光を当てたい。少しでもいいから。」
かものはしプロジェクトが、インドとカンボジア、日本で、
どのような想いで活動しているのか、
助けを待っている子どもたちの声にどうしたら応えられるのか。
この1年間を詰め込んだ報告書から、お伝えいたします。
※年次報告書はかものはしのサポーター会員の方にお送りしております。
お手元に届いていない場合は、ご一報いただければ幸いです。