子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

What we doかものはしの活動

子どもが売られる
問題とは

世界では100万人の子どもたちが
「商業的性的搾取」の
被害にあっています。

「商業的性的搾取」とは、子どもたちがお金やものと引き換えに
性的な行為を強要され、搾取されてしまうことです。
国連の定義の中でも「最悪の形態の児童労働」であると言われており、かものはしはその中でも、
子どもの「性的搾取を目的とした人身売買」(子どもが売られてしまう問題)を
解決するために活動しています。

子どもは家庭の貧困を主な理由に、出稼ぎに出ようとして、売春宿に売られてしまいます。
「高給なよい仕事がある。これで家族を助けることができる」とだまされ、
連れて行かれた先が売春宿であることもしばしばです。

逃げようにも逃げるすべをもたない子どもたちを、誰かがすくわなければ、
この子どもたちは一生闇の中にいなくてはなりません。

※出展:ILO 2017年 Global Estimates of Child Labour RESULTS AND TRENDS,2012-2016

Story of Sarina サリナは15歳で“いとこ”に
だまされ、売られました。

サリナはある日、お姉ちゃんのように慕っていたいとこと、
街に遊びに行ったことがきっかけで、売春宿に売られました。
彼女は繰り返し暴行を受けるたびに抵抗しましたが、
その抵抗も虚しく、売春宿で売春を強制されました。
ある日売春宿から逃げ出し
自分の家族のもとに帰ることができたのは、
売られてからちょうど2年後のことでした。

※写真の女性は本ストーリーには関係ありません。

70% of traffickers are acquaintances of the victims トラフィッカー(加害者)の
70%は被害者の知人

子ども、女性を農村から連れ出す「トラフィッカー」
(子ども・女性をだまし売春宿に売り飛ばす者)は、
家族や親戚が30%、近隣住民が40%と、
被害者の知り合いが70%を占めています。
これまでのかものはしの調査で、実の父母や兄弟が
トラフィッカーであることは多くないことが分かっていますが、
人身売買の実態は、被害者の非常に身近なところで
発生しています。

トラフィッカーの属性

出典:Sanjog Sanyukt Snapshot

Story of Priya プリヤは「良い仕事があるよ」と
だまされて売られました。

両親には仕事がなく、生活はずっと困窮していました。
ある日「いい働き口を紹介してあげる」という
言葉にだまされて、
地元の村の男2人と一緒に電車に乗り、
プリヤは自宅から1,500キロ離れた売春宿に売られました。
その後警察にレスキューされ村に戻ることができましたが、
元の生活を取り戻すことはできていません。

※写真の女性は本ストーリーには関係ありません。

47% from West Bengal インドでは、被害者の約47%が
西ベンガル州出身

マハラシュトラ州政府のデータにると、
2006年から2013年の7年間に同州で救出された女性、子どもの
出身地トップ10は、47%以上が西ベンガル州出身者で、
突出していました。続いて、マハラシュトラ州出身者、
次に隣の州のカルナタカ州出身者が多いことがわかっています。
西ベンガル州出身者が多い理由は、
西ベンガル州が災害の影響を非常に受けやすく、
ネパール及びバングラデシュと国境を接していること、
女性の移動性が高いこと等が考えられています。

出典:State and country wise number of victims admitted in shelter homes of
Maharashtra in the year 2006-2007 to 2011-2012
(マハラシュートラ州女性子供開発局)

かものはしは、世界からこの問題を
根本的になくすために、活動を続けています。

この問題は複雑で、かつ社会の様々な問題が絡まり合って起こっています。
「気付いた人が行動を起こさないと、この問題は一生解決しない」という設立当初の想いのまま、
かものはしは「子どもが売られない世界をつくる」ために
2002年から2018年までカンボジアで、2012年からインドで取り組みをしています。

子どもが売られる問題や、かものはしの取り組みについて
詳しく知りたい方は、ぜひ活動説明会にお越しください。

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