©Ayako Natoyama
かものはしオフィス(恵比寿)
世界には、だまされて売春宿に売られ、
無理やり働かされてしまう子どもたちがいます。
子どもたちは、暴力や恐怖で支配され、
逃げることもできません。
「どんな子どもも、売られるなんてことが
あってはいけない」
「そんな子どもたちを守りたい」
かものはしは、そんな想いで、
この問題に真正面から取り組んでいます。
29
「あなた」に伝えたいのは、わたしたちと一緒にその問題を解決する「わたし」たちになってほしいということ。サポーターになる、寄付する、スタッフになる、ボランティアをする、声を上げる、だれかに伝える、心で祈る。どんなことでも、「あなた」の思い、行動は社会を変える力(=市民の力)になります。みんなが「わたし」になれば、大きな力となって、社会は変わります。だから、わたしたちは、みんなが「わたし」でいる社会を目指して、「あなた」に伝え続けます。
長年かものはしではたくさんの方がサポーター会員として応援くださり、2023年度末時点では17,498人もの方々に、活動を支えていただいております。
会員になってくださった方々、かものはしを応援してくださった方々の思いに触れるたびに、社会はきっとよくなっていくという希望を感じます。
私たちが向き合っている社会課題はとてつもなく複雑で大きいですし、国や企業に比べたらお金や人といったリソースは劣ってしまうけれど、NPOには「市民社会」をつくりあげている一人一人の思いという大きな大きなリソースがあります。
28
2024年4月18日〜20日の3日間、インド・ニューデリーにて、「リーダーシップネクスト・体験型ワークショップ会議」をコロナ以降初となる対面開催。リーダーシップネクスト事業のサバイバーグループやNGO関係者と財団関係者が参加した。「被害者性からリーダーシップへ」をテーマに、即興劇やパネルディスカッション、グループディスカッションを実施。また会場は各サバイバー・NGOグループのブースが所狭しと並び、熱気に包まれたイベントとなった。
かものはしがリーダーシップネクスト事業(以下、LN)の支援を開始してから丸6年が経つ。3つのサバイバーグループ、4つのNGOから始まったこの事業は、現在15のサバイバーグループ、7つのNGOが参加するまでに拡大した。
2024年4月、デリーで総勢115人が参加する3日間イベントを開催し、この事業を支えるかものはしインドチーム総出で切り盛りした。かものはしを支援してくださっている日本企業の方たち、共同事業支援をしている国際ドナーの方たち、この事業に関心を寄せてくださっているインド企業財団、国際ドナーの方たち、中間支援団体の方たちと私たちはたくさんの会話を紡いだ。
27
日本の児童虐待を中心とした「こどもを取り巻く不条理」をなくすための活動が6年目を迎えます。試行錯誤を経て、大きく前に進もうとしている日本事業。担当のスタッフ3名がこれまでを振り返り、ありのままを語りました。聞き手は元インターンの長島です。
インタビューは2024年4月10日に行われました。
長島: 村田さん、お久しぶりです!田口さんと五井渕さんは初めましてですね。
村田: ほんとに久しぶり!長島くんがインターンをしていた時期に私は育休を取っていたから、当時はそこまで一緒に仕事はできなかったんだよね。
長島: 当時は残念でしたが、ようやくじっくりとお話を聞ける良い機会をいただきました。
田口: 早速ですが、緊張しています…!
長島: 大丈夫です!(笑)今日は思ったことや感じたことを、なるべくそのまま話してもらえると嬉しいです。かものはしが日本で取り組むことへの納得感を持ちたいですし、これまでの葛藤や今後の取り組みへの思いを聞いてみたいです。
五井渕: 楽しみにしていました!よろしくお願いします。
かものはしは問題解決のため様々な現地団体とパートナーシップを結び活動しています。
©Siddhartha Hajra
「子どもたちを守る」9,000人の仲間が待っています。
月1,000円からのご支援をお願いします。
毎月数回、平日の朝・夜、休日の昼など
さまざまな時間帯に、かものはしの活動を
詳しく知ることができるイベントを行っています!
QRコードでLINEの友だちを追加
LINEアプリを起動して、[その他]タブの
[友だち追加]でQRコードをスキャンします。
メールマガジンで月に数回、現地や子どもたちの
ストーリーなどを配信しています!