子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

子どもが売られない
世界をつくる

For a world without child sex trafficking
and sexual exploitation.

1,000円からのご寄付でできる支援

世界から
子どもが売られる
問題を
なくすために。

We believe in a world without
human trafficking.

Issueかものはしが取り組む問題

だまされて売られてしまう
子どもがいます。

世界には、だまされて売春宿に売られ、
無理やり働かされてしまう子どもたちがいます。
子どもたちは、暴力や恐怖で支配され、
逃げることもできません。
「どんな子どもも、売られるなんてことが
あってはいけない」
「そんな子どもたちを守りたい」

かものはしは、そんな想いで、
この問題に真正面から取り組んでいます。

Feature Report特集レポート

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「つながり」を信じて
進みだす日本事業の活動開始から3年

児童虐待に取り組むということ

私はかものはしプロジェクトの日本事業部で、チームの皆と一緒に事業の立案と推進を行っています。児童虐待に取り組もうと決めた後、私たちはこの問題について知ることから始めるため、ある20代の被虐待経験者の女性に話を聞かせてもらうことになりました。

4年前のその日、私は当事者を前に緊張と戸惑いを感じていました。どんな顔で、どんな反応をしたら良いのだろうかと。話を聞き始めると、彼女は繰り返し「重い話ですみません」とぎこちない笑顔を作りながら壮絶な経験を振り返り、人生を語ってくれました。

何かがおかしい。違和感を感じました。その正体を探っていくと、「なぜ、虐待を生き抜いてきた彼女が、その経験を謝りながら語るのだろうか」という疑問が浮かびました。謝るべきはむしろ、虐待を引き起こし、それを傍観していた社会なのではないか。そして私自身がその社会の一部だ。自分が恥ずかしくなり、この問題に取り組むことに不安を覚えました。

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祈り自分の中にある光を取り戻す

私はインドに人類の美しさを見る。日本にいると、インドはカオスの国で、たかられたり騙されたり、汚くて臭くて、路上に人が溢れ、女性が商品として扱われ、カースト制度が色濃く残っているイメージが強いかもしれない。それも現在のインドが持つ一側面であることには変わりがないけれども、この国には、愛と闘いと民主主義がある。そして私は訪れるたびに、それに強く心が動かされて、涙が出てくる。そこにある、人を想う心、なんとかしようとする多くの人たちに私は何度も救われてきた。

2022年度はインド出張を3年ぶりに再開した年となった。これを書いている今も私は帰国前の飛行機の中だ。

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夢を紡ぐインド事業10年の歩んできた道

Report of India

インド年次報告書

かものはしがインドで事業支援を開始してから、2022年3月で10年が経った。私がかものはしで仕事を始めたのは2012年夏ごろ。当時、ムンバイに住んでいた私は、知り合いとマイクロファイナンスの財団を立ち上げていた。人身売買サバイバーを含む、辺境へ押しやられてきたさまざまなグループを訪問し、一般のマイクロファイナンスを受けることができない脆弱性を抱えた人たちが、いかに小口現金へのアクセスをもとに生計を立て直し、貧困や経済的脆弱性を乗り越えてメインストリームの社会に復帰できるのかを一生懸命考えていた。

2011年にインドで暮らすようになってから、寄付や政府開発援助資金だけで問題解決するには不可能なスケールで広がる、路上生活者、路地裏に立ちお客さんを勧誘する性産業に従事する人々、スラム街で暮らす人たちなどの様子を見ては、ものすごい熱量と多様な暮らし方に圧倒されていた。途上国の開発問題にずっと従事してきた私にも、初めて目にする圧倒的なスケールだった。そんな時、出入りをしていたSave The Children India(STCI)というNGO(後のかものはしのパートナー団体の一つ)からかものはしを紹介され、暑い日のカフェで本木と会ったのが、私のかものはしとの関わりのスタート地点である。

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かものはしは問題解決のため様々な現地団体とパートナーシップを結び活動しています。

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