時間はあっという間に過ぎ去り、気づけばもう８月。
今年も残すところ、あと半年を切りましたね。
半年間という短い期間の中で、
今年もかものはしでは本当に多くの出来事がありました。
それらの中から、2014年上半期の出来事TOP3を
この場をお借りして振り返っていきたいと思います！
では早速いってみましょう！！

第三位

2013年度年次報告書完成

かものはしの一年間の活動をお伝えするために
最も重要な役割を果たしてくれるのが、この年次報告書。
共同代表3人による2013年度のお礼とご報告から始まり、
カンボジア、インド、日本での活動内容、
かものはしを支えて支えてくださった企業・団体の皆さまのご紹介、
そして会計報告までこの一冊にぎゅぎゅっと凝縮して載せています。

皆さまにかものはしの活動をお伝えすべく毎年作成している、年次報告書。
皆さまがこれを読んだ後、読む前よりも
より現地を近くに感じ、より日本での活動に興味を持ち、
またよりこれからもかものはしを応援したいと思っていただけることを願いながら、
心を込めて作り込んでいきました。
また年次報告書の作成は、
デザインを担当してくださったサイカンパニーのお二人
ライティングを担当してくださった永井順子さん、服部牧夫さんを始め
本当に多くの方々のご協力の下成り立っています。
この場を借りて、改めてお礼申し上げたく思います。
これだけ沢山の人の想いが詰まっているだけあり、完成した時の喜びもひとしおです！！

※年次報告書作成を中心になって進めたかものはし職員の小畠とインターン生の竹内　完成後は思わずこの笑顔！！

"まだ読んでいないけど、興味がある！！"
そんな方にはこちらから年次報告書をお送りいたします。
▶年次報告書請求はこちら
WEBからPDFを通じてご覧いただくこともできますので、
こちらも合わせてご確認ください！
▶2013年度報告書

第二位
かものはしプロジェクト2014年総会開催

総会は年に一度開催される、NPO団体にとっての一大イベント！！
なぜならNPO法人の最高意思決定機関であることはもちろん、
支援者の方々に一年間の活動報告や
感謝の気持ちをお伝えすることができるとても貴重な機会だからです。

総会当日はあいにくの大雨。
そんな足下が悪い日だったにも関わらず、
なんと総勢124名もの支援者の方々が一同にお集まりくださいました！
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

今年は意思決定と活動報告の場を明確に分けることを目的に、
第一部の本総会と第二部の報告会との二部構成で行いました。
これはかものはしにとって意義のある総会にするために
どんな形で運営するべきなのかを考えた上で例年の総会運営と異なる形で行った、
言わば新しい取り組みだったのです。
またユーストリームを使った動画配信を導入し、
会場に足を運べなかった方々にも総会の様子をお伝えすることにも挑戦しました。
その意味で、今年の総会を一言で表すなら
「革新」これがぴったりだと思います。

総会はかものはし内部にとっても、非常に貴重なイベントです。
なぜならかものはし職員、アソシエイト、インターン、かもカフェ、ゆるかも等
かものはしに関わる人が一斉に顔を合わせる場、
つまりは"かものはし内部の結束を高め、改めて意識を統一してくれる場"であるからです。
会場前にはそんなスタッフ同士の気持ちを統一し、また気合いを注入するため、
皆で「やるぞ、やるぞ、やるぞーーーー！！！」と大きな声を挙げ、
また大きくガッツポーズを掲げたことは、ここでしかお伝えしていない裏話です（笑）

そのかいあってか
満場一致で議案決議の承認を得ることができ、
またかものはしの想いを皆さんにお伝えできたという点からも、
今年度の総会は無事成功を収めることができたのではないかと感じています！！

※参加者の皆さんと記念撮影

当日の様子を詳しく書いた記事もございますので、
こちらも合わせてご覧下さい。
かものはしプロジェクト2014年総会報告
そして気になる第一位は・・・

第一位

認定NPO法人取得

認定NPO法人制度はNPO法人への寄附を促すことにより、
NPO法人の活動を支援することを目的としたものです。
言い換えると、NPO法人のうち一定の要件を満たす法人は、
所轄庁から認定を受け「認定NPO法人」となることで、
寄附者の皆さまが税制上の優遇措置を受けることができるようになるのです！

そしてかものはしにとっての2014年上半期最大の出来事といえば、
この認定NPOを取得したことではないかと思います。
なぜならそれは、
『インドやカンボジアの女性たちに対し、より多くの支援を届けられること』
『会員や寄附者の皆さまのご厚意に、"税制優遇"という形で少しはお返しできること』
『当団体のメンバーの頑張り、これまでの団体運営が適切であったこと、
そして団体の運営基盤がきちんとしていることが所轄庁に認めていただけたこと』
を意味するからです。


しかしこちらの認定NPO法人制度は5年間と期限が定められており、
万が一、5年後のかものはしの活動が所轄庁から認められなかった場合には、
認定NPO法人で居続けることができなくなってしまうのです。
その意味でも認定NPOを取得したことは、いちスタートラインに立てたことにすぎません。
むしろこれから先も活動を続けていくにあたってより一層気を引き締め、
またより一層問題解決に向けて走り続ける必要があることを再認識いたしました。
そして皆さまには、
引き続きこれからのかものはしの活動を暖かくお見守りいただければと思います！！

いかがでしたか？？
上半期を振り返っただけでも
とても濃い半年間を過ごしてきたのだなと感じます。
同時にここに書ききれていない出来事もまだまだ沢山ございます。
そう考えると下半期には一体どんな出来事が
かものはしを待ち受けているのでしょう・・・？
半年後、下半期の振り返りを書く頃には
一体どんな出来事が記事を彩っているのでしょう？
そんなことを考えただけでもどきどき・わくわくが止まりません！
これから先も嬉しいこと、悲しいこと、驚くこと、悔しいこと・・・
たくさんの出来事がかものはしを待ち受けていると思います。
しかしそれらも
いつもかものはしをそばで支えてくださる皆さまと一緒に
共有し、また乗り越えていけたらと思います。
下半期のかものはしプロジェクトも、どうぞよろしくお願いいたします！

ライター紹介：山花 新菜

日本事業部にて広報・WEB担当する。子どもと女性の抱える問題に興味を持ち、2014年3月よりかものはしプロジェクトに参加する大学三年生。