子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

Blog活動ブログ

【東京マラソン2023チャリティ】国内外120名以上ランナーさんが「子どもが売られない世界をつくる」ために出走!

こんにちは!かものはしスタッフの石濱です。

2023年3月5日(日)に、東京マラソン2023チャリティが開催されました!

国内外124名ものランナーさんがかものはしプロジェクトを寄付先に選んでくださり、「子どもが売られない世界をつくる」ために、多くの方が走ってくださいました。

 

沿道応援で声援をお届け

当日は、懸命に走るランナーさんを、社会人ボランティアグループかもカフェ主導の沿道応援チームが、精一杯応援。

走り終えたランナーさんからは、沿道応援が力になったとの声をたくさんいただきました!

 

長い距離を走るランナーさんたちは、途中途中で挫けそうになったり、苦しくなる場面があるそうです。そんなときに、誰かの声援が、次の一歩を踏み出す後押しになることを知りました。

 

フィニッシュを共にお祝いし、称え合う

 

走り終えたランナーさんをお迎えしたのは、専用ラウンジ。

今回は認定NPO法人ACEさんと共同でラウンジを設置し、プロセラピストさんによるマッサージ*や、甘いお菓子やお茶をご用意して、疲れた身体を癒して頂きました(*株式会社ロサさんのご厚意で、ボランティアにてマッサージをご提供頂きました)。

 

 

出走を終えたランナーさんがラウンジに入るたびに、室内のランナーさんが拍手喝采で出迎えます。

共に栄光を称えあう様子から、42.195kmを走り終えた者同士の強い絆が感じられました。

 

ランナーさんの姿

 

ランナーさんたちとお話するなかで、マラソン大会の想い、寄付先団体への想いなど、さまざまな声を頂きました。

 

・「ドバイに住んでいるけれど、寄付先団体リストにかものはしを見つけて、迷わず寄付先に選んだよ」と教えてくださったインドの方

・2020年や2023年2月に実施したマラソン練習会にもご参加いただき、出走時の粋なパフォーマンスでかものはしスタッフ達に元気をくださった方

・前日からの背中の痛みで泣く泣く途中棄権し、ラウンジでマッサージを受けに来てくれた後、「来年必ず戻ってきて完走する!」と意気込みを見せてくださった方

 

 

各ランナーさんにさまざまなドラマがあり、涙があり、喜びがあったのだと思います。

かものはしを寄付先に選んだことで、少しでも大会を楽しむ一助になれたらとても嬉しいです。

 

最後に

私にとっては初めての東京マラソンでしたが、ふらふらになるまで懸命に走り、フィニッシュ後に抱えられるように歩くランナーさんたちに勇気をもらったのはもちろんのこと、そんなランナーさんを精一杯のおもてなしで迎えるために、大会スタッフ、大会ボランティア、寄付先団体が走り回り、一丸となって迎え入れる様子にも胸が熱くなりました。

また、国内外たくさんのランナーさんが集い、フィニッシュの喜びを分かち合う姿からは、コロナ禍ではなかった「ハレ」の日を久々に感じる一日でもあり、日常復活への兆しが垣間見えた一日でもありました。

 

感謝をこめて

 

改めまして、チャリティーランナーのみなさま、数ある寄付先団体のなかで、かものはしプロジェクトをお選びいただき、誠にありがとうございました。

また、沿道応援や専用ラウンジの実施にご協力いただいたすべての方に、心より御礼を申し上げます。みなさまのご協力があったからこそ、ランナーさんたちを共にお迎えすることができたのだと思います。

 

今回東京マラソン2023チャリティを通じていただいたご寄付は、「子どもが売られない世界をつくる」ための活動に大切に使わせていただきます。

かものはしプロジェクトは、東京マラソン財団チャリティ「 RUN with HEART 」の寄付先団体です。

東京マラソン財団チャリティ「RUN with HEART」公式ウェブサイト
https://www.runwithheart.jp/

 

石濱 千夏Chika Ishihama

日本事業部

大学院で国際保健を学び、青年海外協力隊、開発・戦略コンサルタント、医療データアナリストを経て、2022年日本事業部へ入職。児童虐待を取りまく生きづらさを和らげたい。山とボルダリング、コーヒーが好き。

いつも応援ありがとうございます。
一日でも早く子どもが売られない世界をつくるため、
もう少し力を貸していただけませんか?

・1回でのご寄付はこちらから
・会費額の変更はこちらから・毎月支援のサポーター会員のご登録はこちらから