子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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日本

【夏のご寄付のお願い】妊産婦の孤立を防ぎ、子どもの虐待を減らすために

 

いつもかものはしプロジェクトへのあたたかいご支援をいただき、

誠にありがとうございます。

 

かものはしプロジェクト日本事業部の石濱です。

6月より、日本での活動に向けて夏のご寄付のお願いをしております。

 

今回は、「児童虐待の予防」のために、取り組んでいる

活動となぜ私たちがそれに取り組むのかをお伝えさせてください。

 

photo by shutterstock

夏のご寄付はこちら

※今回のご寄付(7月31日お申し込み分まで)は、日本国内の事業活動にあてさせていただきます。

※8月以降ご入金のご寄付はインド事業を含めかものはし全体の活動にあてさせていただきます。

 

 

虐待の背景にある妊娠期からの孤立

皆さまは「0日・0か月」という問題について聞いたことがありますでしょうか?

日本における子どもの虐待死の約50%が生まれて1年以内に起きており、

約20%は生後「0日・0か月」、生まれてすぐの命なのです。

 

 

子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について第2次~第18次報告(厚生労働省, 令和4年9月)をもとに作成

 

 

子どもの虐待の背景には、妊娠期からの親の「孤立」があります。

 

妊娠期から子どもが2歳になるまでの時期は、

母親の心身の負担は大きく、周囲の助けが不可欠です。

 

しかし、妊娠以前から、経済的困窮、予期せぬ妊娠や

DV被害などのさまざまな困難を背負っている方がいます。

 

 

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頼れる家族がいなかったり、行政に頼れずに孤立すると、

不安や悩みを一人で抱え込まざるを得ない状況につながります。

 

さらに、状況が深刻になるほど「自分から声をあげにくい」

「自分が困っていることに気付く余裕がなくなる」こともわかっています。

 

虐待の予防には、妊産婦が深刻な状況に陥る前から身近に頼れる存在をつくり、

長く寄り添う仕組みが必要なのです。

 

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※今回のご寄付(7月31日お申し込み分まで)は、日本国内の事業活動にあてさせていただきます。

※8月以降ご入金のご寄付はインド事業を含めかものはし全体の活動にあてさせていただきます。

 

 

孤立しがちな妊産婦に寄り添う「居場所」をつくりたい

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私たちは、今年、孤立しがちな妊産婦に寄り添うための

「居場所」を千葉県に立ち上げる準備を進めています。

 

困難を抱える妊産婦が立ち寄って悩みを相談したり、

日中の滞在や、宿泊をしながら生活環境を整え、

行政や民間の支援につながる手助けを得られる居場所を目指しています。

 

また、居場所を介して妊産婦と地域がつながりを持つことで、

その後の親子の生活を地域で見守り続ける仕組みをつくっていきたいと考えています。

 

皆さまへの夏のご寄付のお願い

妊産婦の孤立を防ぎ、子どもの虐待を減らすために、ぜひご支援ください。

 

※今回のご寄付は、日本国内の事業活動にあてさせていただきます。

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※今回のご寄付(7月31日お申し込み分まで)は、日本国内の事業活動にあてさせていただきます。

※8月以降ご入金のご寄付はインド事業を含めかものはし全体の活動にあてさせていただきます。

 

 

日本事業部 石濱からのメッセージ

困ったときは安心して頼り、嬉しいときは一緒に笑い合う。

そんな豊かなつながりのなかで妊産婦が妊娠・出産・育児を乗り越えていけたら、

その先に、多様な家庭が受け入れられ、子どもが虐待されない社会があると私たちは信じています。

「誰もが生まれてきて良かったと思える社会をともにつくる」ために、どうかお力をお貸しください。

 

石濱 千夏Chika Ishihama

日本事業部

大学院で国際保健を学び、青年海外協力隊、開発・戦略コンサルタント、医療データアナリストを経て、2022年日本事業部へ入職。児童虐待を取りまく生きづらさを和らげたい。山とボルダリング、コーヒーが好き。

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