子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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かものはしインターン紹介2024〜Vol.1:広報・WEBインターン〜

 

 

皆さまこんにちは!かもインターンの木戸です。

かものはしプロジェクトではたくさんのメンバーが働いています。インターンもその一つです。

 

今回は、皆さまにNPOでのインターンについてより興味をもっていただけるよう、私自身のことやかものはしでのインターン業務をご紹介していきたいと思います!

ぜひ、NPOでのインターンに興味がある人がいたら、この記事を参考にしてもらえると嬉しいです!

 

自己紹介

先日お花見をしてきました。花びらが散り始めていましたが、出てき始めた桜若葉も美しかったです。

 

 大分県にある国際系の大学で開発学を専攻しています!大分は言わずと知れた温泉県なので、授業が終わったら温泉に行ったり、友だちとご飯を食べた後に一緒に温泉へ行ったりと、楽しい温泉ライフを送っています。温泉の他には東南アジアや南アジアの文化が好きです。インドネシアの伝統舞踊を覚えたり、バングラデシュのウエディングソングを歌ったり、タイ人の恋人が作ってくれるガパオライスを食べたりしています。

 

インドネシアの伝統舞踊 tari gandrungを友人に教えてもらいました。元々は豊穣を祈る踊りだそうです。

 

インターンを始めたきっかけ

 かものはしのことは、非営利団体について勉強するクラスで知りました。団体を立ち上げた人が当時私と同じ大学生で、人身売買問題を解決するために活動しているということを知り、その場で検索をかけ、気づいた時にはインターンに応募をしていました。

 私は高校2年生のころ、タイ北部のパヤオ県にある人身売買問題から子どもを守る施設にて、問題について学ぶ機会がありました。人間の身勝手さ、社会の残酷さ、それらと向き合う子どもたちのしたたかさ。本来であれば、子どもたちはこんな悲しく薄暗い問題を知る必要なんて全くありません。それなのに、大人たちの利己的な行動に巻き込まれ、向き合わざるを得なかった。それでも、笑い声が絶えず聞こえてくる施設で暮らす彼らは決してかわいそうではなくて、自分を律し、他者に寄り添うことのできる子どもたちは、眩しくすらありました。社会に強い怒りと悲しみを覚えたと同時に、あまりにも無力で無知な自分を恥じました。あのとき自分の中でとめどなく溢れた「何かしたい、しなければ」という強い気持ちは、ずっと私の原動力になっています。

 大学に入ってからも勉強を続け、かものはしと出会いました。子どもを搾取する大人はいるけれど、そんな利己的な大人や社会構造に立ち向かい、必死に戦う大人だっている。実際に問題解決のために働く人を近くで見たい、一緒に働きたい、何よりパヤオで出会った彼らに恩送りをしたいという思いから、入社を決意し、今に至ります。

 

子どもたちと願いをこめて空へと放ったタイの伝統的なランタン、コムローイ。またどこかで会えるといいな。

 

普段の業務

 広報としてSNSを担当しています。特にfacebookとInstagram、LINEを受け持ち、普段の活動の様子やイベントの宣伝などを行っています。たまにメルマガも書いています。 広報業務を通して気を付けていることはいくつかあります。例えば文章を書くときは「どの立場から発信するのか」に気を付けています。どういうことかというと、主語を「かものはし」にするか「私」にするかの違いです。SNSで発信するときは、お知らせをすることが殆どなので、基本的に「かものはし」として書くことが多いです。メルマガは皆さまに親近感を持ってもらえるように、初めや終わりの部分でちょこっとだけインターン木戸の自我を出しながら書いています。今回初めてブログを書いているのですが、かものはしの読み物として書いているのに、こんなに木戸を前面に出していいのだろうかと若干ドキドキです。(木戸だけに。笑)

 他には「記事を読みたくなるような要約をすること」です。SNSやメルマガでは、かものはしのホームページで発信しているブログ記事やイベント情報の広報をすることがあります。SNSもメルマガも、発信できる字数に限りがあるため、あまり多くのことを書くことができません。そのため、制限された字数の中でいかに興味を引けるかが重要になります。どんなに良い記事やイベントがあっても、皆さまの目に触れることがなければ意味が無くなってしまうので、私は「かものはしが準備したことや知ってほしいことを、より多くの人に届けるんだ」という責任を持って、広報の仕事に取り組んでいます。

 

初めての対面イベント

初めてかもスタッフ、かもインターンズ、そして支援者の皆さまに会うことができて本当にうれしかったです。この日の東京はあったかかった~

 

 去年の12月、初めて対面イベントに参加しました!普段はフルリモートで業務を行っています。事務所から離れていても業務が行えるという利点がある一方で、中々他のかもスタッフ、インターンズに会う機会がなく、さみしい気持ちがありました。そんな中、対面イベントに参加することができ、本当に嬉しかったです。また支援者の皆さまと会えたことも多くの学びと気づきがありました。「SNS見てるよ」と多くの方に言っていただけたのはとても嬉しく、励みにもなりました。広報の仕事は、支援者の皆さまの声を聞ける機会はあまりなく、一方通行のような感覚でずっと仕事をしていました。しかし、こうやってイベントに参加したことで、「私の発信したことを見てくれている人がいる」という実感が湧きました。また、実際に会って色んな人の思いに触れ、皆さまが私の話も興味を持って聞いてくださったおかげで、自分の気持ちも確かなものとなりました。

 

やりたいことにも挑戦できる

 去年の終わりごろから、学生企画が始動しました。インターン生5人で学生を対象としたコンペティションの開催と新たなInstagramの運用を開始しました。これは学生インターンズが主導で行った企画です。学生が社会問題にもっと関心を持てる機会を作ることを目標に、自分たちでやりたいことを考えました。業務に慣れてきたら、自分のやりたいことにも挑戦できるのが、かもインターンの良いところの一つだと思います。

 

おわりに

私は、残りのインターンで様々なイベントに参加し、多くのことを学んで卒業することが目標です。これからもたくさんのことを吸収したいと思います!

 

かものはしプロジェクトでは、一緒に働く、学生・社会人インターンを募集しています!

ぜひ、興味を持った人がいたら、ぜひお話しだけでも聞きにきてもらえると嬉しいです!

 

インターン詳細・カジュアル面談はこちらから!

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