子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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【イベント報告】皆さまに感謝の気持ちを込めて・・12周年記念イベントを開催しました!!

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大学生の時に子どもが売られる問題に出会った代表村田が、
「もっと多くの人にこの問題を知ってもらわないといけない」
そう感じたことをキッカケに、
2002年7月18日かものはしプロジェクトは設立されました。
始めは共同代表の村田、本木、青木のたった三人で始めたこの活動も
12年の月日が流れた今、
こんなにも沢山の方々に支えられる団体へと成長することができました。
そんな感謝の気持ちを示すべく、
今月の20日に12周年記念イベントを開催しました。
当日はなんと40名もの方々にお集りいただき、
沢山の方々と充実した時間を共有することができました。
そんな当日の様子を、
こちらのブログで振り返っていきたいと思います。

第一部:村田によるかものはしを立ち上げた経緯

第一部では、
村田が子どもが売られる問題に出会い、かものはしを設立するまでの経緯から、
当時のカンボジアの状況をどう改善していくことができたか、など
自身の20代を子どもが売られる問題解決のための活動に全力を注ぎ、
また今なお活動を続ける彼女だからこそ感じた想いや経験もふまえながら、お話をしました。
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※真剣にお話を聞いてくださる参加者の方々の姿がとても印象的でした

第一部と二部の休憩時間には、
カンボジアのコミュニティファクトリーで生産された、い草商品を販売しました。
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販売をする中で参加者の方から、
「コミュニティファクトリー製品は消耗品ではないから、
夏の時期に毎回販売できるよう、い草でゴザを作ってみたら?」

こんなアドバイスをいただく場面もありました。
こういったイベント会場での物販は、
商品をより多くの人々に知っていただくことはもちろん、
購買者の方の声を直接聞くことができる大変貴重な機会です。

第二部:山元によるインドの問題について

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第二部では、様々な社会問題が絡み合い生じているインド人身売買問題を、
「需要と供給」
をキーワードとして、ご説明しました。

第三部:トークセッション

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トークセッションでは下記の3つのテーマを中心に、お話を進めてまいりました。
・12年間で村田が一番うれしかった瞬間
・なぜ12年間も活動を続けてこれたか
・今後のかものはしの計画

こちらは真面目に話をする場面から、
笑いが起こる場面があったりと
非常に和やかな雰囲気で進められました。
トークセッションでは
改めてこれまでの活動を振り返り、
またかものはしを応援してくださる皆さまへ感謝の気持ちを示すことができました。
なおかつ参加者の皆さまにも、
普段見ることができない意外なかものはしの一面を知っていただくことができた
かものはしにとっても、参加者の皆さまにとっても、
非常に良い機会となったのではと思います。

さいごに

 
そんな内容盛りだくさんだった12周年記念イベント。
ご参加いただいた皆さま、
また当日はご参加いただくことができずとも
いつもかものはしプロジェクトを支えてくださる皆さま。
いつも温かく私たちの活動をお見守りいただきありがとうございます。
この場を借りて、改めて御礼申し上げたく思います。

また今回の記事を読んで
かものはしの活動に興味を持っていただいた方に向けて、
毎月開催される様々なイベントをご紹介いたします。
ご興味のある方は、ぜひ一度足をお運びください。
2014/9/3(水)夜かも
共同代表村田が登壇し、"もっと近くに、もっとゆっくり"をテーマに
子どもが売られる問題についてお話いたします。
2014/9/14(日)昼かも
平日はお仕事や学校がお忙しい方々にオススメなのがこちらの昼かもです。
"国際協力に関する見聞を広める"そんな休日をかものはしと過ごしませんか?
2014/9/24(水)活動説明会
月に一度の大イベント活動説明会は、
"皆さんに現地を少しでも近く感じていただきたい"この想いから開催しています。
WEBや本だけでは伝えきれない問題の深刻さ、複雑さ、
そしてこの問題を知った自分は今後どう行動すればいいのか、それら全てをお話いたします。

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