子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

Blog活動ブログ

かものはしボランティア集団が大集結!「ボランティアフォーラム2013」開催報告

もともとは「誰かのために!」と思い
始めたボランティア。

結果、自分の生活をとても豊かにしている。

「ボランティア」
この言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか。
カンボジア子ども1.JPG
こんにちは!かものはし社会人ボランティア団体「かもカフェ!」の
マネージャーをしております加藤政樹です。
11月16日、代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターにて、
「ボランティアフォーラム2013」を開催しました。
このボランティアフォーラムは、
様々な形でかものはしに関わるボランティアの方々が、
半年に1度、一堂に会する盛大なイベントです。
そして今回は、記念すべき第1回目の開催でした!
その様子をみなさまにお伝えします。
ボラフォーラム2.jpg
NPO法人CRファクトリー代表理事の呉さんの基調プレゼンでスタート。
CRファクトリーは、多くのNPOや地域コミュニティに対し、
コミュニティマネジメントという知識や技術を提供する活動をしています。
「自分たちの力で社会を変える〜社会を変える一翼を担う喜び〜」と題して
プレゼンテーションをしていただきました。
呉さんのこれまでの活動の中での経験談や、統計指標を紹介しながら、
・お金をもらわないという前提で働く事の意味
・ボランティアマインドをもった人々が、社会をより良く変えるために
 非常に重要な役割を担うようになってきている

といったことをわかりやすく説明していただきました。
その時、自分がボランティアをする意味を改めて考えてみました。
「そう言われてみると、
もともとは誰かのために!と思ってボランティアを始めたものの、
結果的に、自分の生活をとても豊かにしているな。」

としみじみ納得してしまいました。
スクリーンショット 2013-11-21 11.55.24.png※2011年カンボジアでのボランティアの時の写真
かものはしに関わっているボランティアの方々が、
同一のテーマで、チームを組んで行っている取り組み
(「プロジェクト」と呼ぶ)についての成果報告がありました。
「海外ファンドレイジングプロジェクト」では、
海外の様々な助成団体について調査を行い、
かものはしを応援してくれそうな助成団体を選び出しました。
「インド事業データ分析プロジェクト」では、
かものはしと連携し、インドで活動する団体の膨大なレポートをデータ化し
インドにおける主に子どもが売られる問題に関する実情についての
分析を行いました。
「寄付管理効率化プロジェクト」では、
会員登録〜寄付金の入金〜領収書発行までの業務プロセスに対し、
セールスフォースというクラウドサービスを適用することで
大幅に作業量を削減することが可能であることが示されました。
ボラフォーラム3.jpgその他に、「アソシエイト」といって、企業を休職や退職し、
社会人インターンとして、かものはしで働いている人たちがいます。
彼らにアソシエイトになった経緯や、仕事内容を話してもらいました。
そこで、とても印象的だった言葉があります。
前の会社を辞めるまでは、
「仕事は、週末に自分のやりたいことをやるために、仕方なくやるもの」
だったが、かものはしで働き出して、
「仕事は楽しむもの」だと知った、という言葉です。
ボラフォーラム4.jpgさらに、かものはしの学生団体「ゆるかも」から、
カンボジア現地のコミュニティファクトリーで開催するパーティを
企画・実行した時のことが話されました。
多くの写真を使い、パーティの時の様子が紹介されましたが、
参加した学生も現地の方も、本当に良い笑顔の写真ばかりでした。
その後、ケーススタディ形式のグループディスカッションを実施しました。
参加者全員が10チームに分かれ、
各チームには実在するプロジェクトが割り振られました。
各チームの参加者は、そのプロジェクトメンバーになったつもりで
30分間のディスカッションをします。
ディスカッションのテーマは「プロジェクトのキャッチコピーづくり」
ボランティアをすることの醍醐味、
さらにはそのプロジェクト特有のやりがいについて、
チームで議論を繰り返し、その「想い」を「言葉」に昇華させました。
ボラフォーラム5.jpg
その後は、みんなで懇親会です。
遅い時間にも関わらず、多くの方々が参加し、楽しくお酒を飲みました。
私は今回、ボランティアフォーラムの運営メンバーでした。
時間があまりない中での準備など、大変なこともありました。
しかし、参加者の方々がとても真剣にプレゼンを聞かれているのを見たり、
楽しそうにディスカッションされているのを見て、
さらには、かものはしのスタッフの方々から
「いつもとても感謝しています」と言ってもらったりして、
「運営メンバーをやってよかったな」と感じました。
また、今回のイベントを通し、
「自分にとってボランティアとは一体なんだろう」
ということを考えさせられたとても良い機会でした。
「ボランティア」
この言葉を聞いて、何を思い浮かべたでしょうか。
グロフェス1.jpg
月に一度開催している「ボランティアデイ」というイベントがあります。
カンボジアの女性たちが作ったい草雑貨のカビ止め等の作業や
「子どもが売られてしまう仕組みと、解決するためのかものはしの活動」を
知ることができるワークショップ、そして懇親会などを行います。
その他にも、かもカフェ!メンバーは、各々の得意分野を活かし、
問題解決のために活動しています。
自分ができること、楽しくできる範囲でいいのです。
ぜひ、私たちと「ボランティア」始めてみませんか?
私たちかもカフェ!については、こちらをご覧ください。

スクリーンショット 2013-11-21 13.48.18.png.pngライター紹介:加藤 政樹
社会人ボランティア団体「かもカフェ!」マネージャー。平日はITコンサルタントとして仕事に追われ、週末にかものはしで癒される生活を3年前から続けている。

いつも応援ありがとうございます。
一日でも早く子どもが売られない世界をつくるため、
もう少し力を貸していただけませんか?

・1回でのご寄付はこちらから
・会費額の変更はこちらから・毎月支援のサポーター会員のご登録はこちらから