みなさんこんにちは！インターン生の齊藤です。
今回は、「チームリーダー列伝」ということで、
コミュニティファクトリーにて、各セクションをまとめている
15名のチームリーダーの中から、1人を紹介したいと思います。
彼女の名前は、ヴァンケン（Vann Khen）。
品質管理（Quality Control: QC）の工程のチームリーダーです。

彼女がCFで働き始めたのは、CFが創設された2008年6月からでした。
元々は、製品を縫う工程で働いていたのですが、
足の問題があって、製品を切る工程に移りました。
その時にチームリーダーに昇格し、
今は品質管理の工程でチームリーダーを担っています。
彼女の仕事は、出来上がってきた製品の最終的な検品を行うこと。
検品と聞くと簡単そうに聞こえますが、実は結構大変なのです。
検品は、製品販売前の最後の砦。
ここで手を抜いてしまうと、質の悪い製品が市場に出まわってしまい、
かものはしプロジェクトの製品の評判が下がってしまいます。
したがって責任は重大。
また、毎日100個以上の製品を
検品しなければならないので、
質と量、共に仕事として問われてくるわけです。

黙々と作業をこなすヴァンケン
さて、そんな重要なポディションで仕事をしている彼女に
簡単にインタビューをさせてもらいました。
Ｑ.ファクトリーに来て変わったことは、ありますか？
「前よりも食事代に余裕が出ました。
また貯金ができるようになったことも大きいです。
何かあった際の保険の為と家で仕事ができるようにミシンが欲しいです。」
Ｑ.ずばり、仕事は楽しいですか？
「楽しいです。CFでは仕事だけでなく、
英語やパソコンのスキルなど様々なことを学べるところが良いですね。
あとやはり、友人と喋れることが楽しいです。」
Ｑ.チームリーダーになって良かったことや嬉しかったことはありますか？
「自分に能力があるのだ、と周りに認められたことがとても嬉しいです。
また、お給料が高くなったこともチームリーダーになって良かった点の一つですね。」
Ｑ.チームリーダーとして意識していることはありますか？
「みんなの手本になることを心がけています。
特に同じ工程のメンバーには、指導する際に、
怒った顔を見せないようにしたり、
大きい声を出さないようにしたりしています。」

他の女性たちとのワークショップ。いつも上手くチームをまとめてくれます。
Ｑ.夢はなんですか？
「ずっとかものはしプロジェクトで働くことですね。
理由は、色々と勉強できると思うからです。
近い目標としては、チームリーダーから
スタッフになりたいと思っています。
他の工程のチームリーダーになるよりも、
スタッフになって、より難しいことにも挑戦して、
より成長していきたいと思うからです。
品質管理の工程をしていて、
各工程の問題点を認識できるようになりました。
この経験を基にして、スタッフとして何かできればと思います。」
とにかく強い成長意欲を見せるヴァンケン。
一緒に仕事をしていても、彼女の直向さや真面目さはヒシヒシと感じます。
近い将来、彼女がかものはしプロジェクトのスタッフとして、
CFをまとめるような存在になってくれることを願って、頑張れヴァンケン！

通訳を手伝ってくれたチャンレイと一緒にパシャリ！
仕事での経験を糧に日々成長している女性たち。
そんな彼女たちの頑張っている姿を見に来ませんか？
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