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Eventイベント

「休むこと」をどう守る?若者を孤立させないためにどんな地域社会をつくるか~全国活動報告ツアー 京都

開催日11/22(土)10:00~11:30

場所京都経済センター 6階

こんにちは。かものはしプロジェクトの鳥居です。

「全国のサポーター会員の皆さまと直接お会いしたい」
「社会課題に立ち向かうエネルギーを、お互いに届け合いたい」

そんな思いから始まった「全国活動報告ツアー」。
東京・名古屋・大阪・福岡・神奈川・東京に続き、第7回は京都での開催です。

テーマ"「休むこと」をどう守る?
若者を孤立させないためにどんな地域社会をつくるか"

今回は、京都市ユースサービス協会さんと共に、若者の居場所「おりおりのいえ」2周年を記念したイベントを開催します。
このイベントでは、「おりおりのいえ」の歩みと、支える人たちの想い、そしてこれからの展望についてお話しします。また、寄付によって支えられているユースショートステイの現状や、地域の応援がどんな力になるのか、一緒に考えてみませんか?

家から離れて「休むことが必要」というニーズを抱えた若者がいることを知っていますか?

たとえば、家族のケアを一身に担う「ヤングケアラー」と呼ばれる若者。あるいは「家が安全ではない」という理由から、家にいながらも心が休まらない若者たち。

「おりおりのいえ」には、そんな若者たちが日々訪れています。そこは、支援施設でもシェルターでもなく、"ときどき帰れるまちの家"。利用は最長3泊まで。安心して眠り、ごはんを食べ、ただ"休む"ことができる場所です。

支援や保護の対象としてではなく、「ただ安心して過ごせるもうひとつの家」として開かれている「おりおりのいえ」は、開所から2年で延べ利用者は1,000人を超えました。日中の居場所、パンづくりなどのプログラム、夜間の宿泊利用を通じて、若者たちの「休む力」「信頼し直す力」をそっと支え続けています。

変わり始めた若者たちの「助けを求める力」

「おりおりのいえ」に来る若者の背景は多岐に渡ります。青少年活動センターで元々繋がっていた若者や、児童養護施設、他の施設からの紹介のほかにも、自ら検索して居場所を見つけ、予約をしてやってくる若者も増えているといいます。
「誰かに話してみよう」「相談してもいいかも」と思えるようになった背景には、大人や支援者へとの関わりの中から、信頼が少しずつ回復していることも。時代の変化とともに、若者たちの「助けを求める力」も確かに変わり始めているのかもしれません。

京都市ユースサービス協会は、京都市内7か所に若者が集う「青少年活動センター」を運営しています。

だからこそ、その変化を現場から見つめてきたスタッフとともに、そんな若者を支えるために、地域に暮らすわたしたちがこれから"休める社会"をどう育てていけるかを、みなさんと一緒に考える時間にできればと思います。

イベント終了後、希望者向けのオプション企画を実施予定しています。

京都市中央青少年活動センターに移動し、若者の居場所の見学と、対話の時間も予定していますので、ぜひご参加ください。

<オプション企画 12:00-13:00>
※希望者のみ・イベント終了後に徒歩10分の会場へ移動)

1.中央青少年活動センター 見学
 実際の青少年活動センターを訪問し、若者の居場所づくりの工夫を見学します。

週刊少年JUMPや雑誌の読めるコーナー、自習や音楽・ダンスのためのスタジオもあり、さまざまな活動がされています。

2. 対話セッション
ケアを担う若者を孤立させない ― 支援での葛藤と場づくり
研究者・実践者を交え、ケアもライフも満たされる「CAREFIL」プロジェクトメンバーによる特別対話を予定しています。※登壇者は調整中

こんな方におすすめ

・若者支援や居場所づくりに関心のある方
・京都で“まちの家”のような場づくりに関わりたい方
・「休むこと」や「孤立を防ぐ地域づくり」を考えたい方
・寄付・協賛という形で応援を検討している方

登壇者紹介竹田 明子(京都市ユースサービス協会・ケア事業担当統括・おりおりのいえ担当)
塚越 美紗稀(おりおりのいえ スタッフ)

司会・モデレーター
鳥居 真樹(かものはしプロジェクト・アフターケア事業部、ソーシャルコミュニケーション事業部)

京都やお近くの皆さまとお会いできることを楽しみにしています!

前回の全国活動ツアーの様子(イベントレポートはこちら

イベント開催の背景について
かものはしプロジェクトは、全国のアフターケア団体がつながるネットワーク「えんじゅ」の事務局を担い活動しています。京都市ユースサービス協会さんも加盟団体のひとつで、10月に京都で開催された「えんじゅ年次大会」ではホストとしてご一緒しました。こうしたつながりから生まれた今回の京都開催です。

▼詳細はこちら
【アフターケア事業】親や家族を頼れない若者に「ひとりじゃない」と思えるつながりを届けるために(前半)


イベント概要

  • 日時

    2025年11月22日(土)10:00〜11:30(開場9:45)

  • 会場

    京都経済センター 6階
    京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地
    ・京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」北改札出てすぐ
    ・阪急電車京都線「烏丸駅」26番出口直結
    ・京都市営バス「四条烏丸」徒歩すぐ

  • 内容

    対象
    ・かものはしプロジェクトサポーター、おりおりのいえ寄付者の方々
    ・若者支援・教育・福祉・企業・自治体関係者
    ・地域で「孤立」「居場所づくり」に関心をお持ちの市民の皆さま

    プログラム(予定)
    ・全国ネットワーク「えんじゅ」の取り組み(かものはし活動報告)
    ・おりおりのいえ 2年間の歩み
    ・クロストーク

    12:00-13:00 オプション企画
    ※希望者のみ・イベント終了後、徒歩10分の会場に移動します

     

    主催:かものはしプロジェクト
    共催:公益財団法人 京都市ユースサービス協会

     

  • 参加費

    無料

  • 定員

    40名( ※定員が埋まり次第、締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください)

  • 講演者

    • 鳥居 真樹ソーシャルコミュニケーション事業部

      学生時代、かものはしの姉妹団体「ゆるかも」とインターンとして活動していました。東日本大震災を機に、まずは自身の暮らしそのものを見つめ直そうと、農村の地域おこしや、オーガニックカフェ、古民家で電気水道ガスのない暮らしを経験。「どこでどんな暮らしをしていても、ひとが自分の可能性を諦めない仕事をしたい」と、2021年に入職しました。おいしいものを囲んでおしゃべりする時間が大好きです。