子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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現地と日本をつなぐ日本事務所学生インターン|吉田真之介

こんにちは!
今回はスタッフ紹介の記念すべき第10弾です!!
日本事務所で広報担当として奮闘する、
学生インターンの吉田真之介さんをご紹介します。
日本では一体どのような活動をしているのでしょうか。
日常業務.jpg※事務所での業務風景
|かものはしプロジェクトでインターンすることになった
きっかけを教えてください。

初めて海外を訪れて、国際協力に触れたのは中学2年生のときでした。
当時生徒会役員をしていて、NGO主催の国際学生交流プログラムで
タイの農村訪問に、学校の代表として参加することになったのです。
|もともと海外に関心があったのですか?
特に興味があったわけではありません。
もし学校の代表として参加する機会がなければ、
その後渡航する機会もなく、今の自分とは違う価値観を
持っているのだろうと思います。
|初海外はいかがでしたか?
タイの農村地帯を訪れた際、
日本とのあまりの違いにカルチャーショックを受けました。
同い年の学生たちが貧しい農村地帯で生活しながらも、
家族や友人を思いやって生きている姿がとても印象的でした。
これ以来、私は国際協力に興味を持つようになりました。
大学では国際協力サークルに所属しています。
サークルで学園祭に参加.jpg※国際協力サークルで学園祭に参加(最前列左が吉田)
|かものはしプロジェクトをインターン先に選んだのは
なぜですか?

「国際協力に本格的に取り組んでみたい、経験してみたい」という想いから、
NGO,NPOでのインターンに興味がありました。
しかし、学生団体での活動はしてきたものの、
特に経験もスキルもない自分がインターンをして、
「果たして何ができるだろうか」という不安もありました。
そんなとき見つけたのが「かものはしプロジェクト」です。
以前にカンボジアスタディーツアーに参加し、親近感を持っていたため、
かものはしをもっと知りたいと思いました。
そして、活動説明会というイベントに参加しました。
そこで、代表の村田が学生時代に、
「子どもが売られる問題」をなんとか解決したいと思い、
かものはしプロジェクトを設立したという話を聞きました。
はじめは経験もスキルもない中、
11年間も活動を続けてきたという点に刺激を受けました。
また、当時インターンをするか悩んでいた自分に、
かものはしのインターン生が
「何ごともやってみないと始まらない。一緒に頑張ろうよ!」
と声を掛けてくれました。
それをきっかけに、かものはしでのインターンを決意しました。
|現在担当されている業務について教えてください。
広報のWEB業務を担当しています。
広報WEB担当は、かものはしのホームページ管理や活動の報告を
ネットを通して発信しています。
現在は、現地の最新情報のブログ配信やメールマガジン配信、SNS等で、
皆さまに現地をより身近に感じていただくために、
リアルな情報を届けようと日々励んでいます。
|日々の業務のなかで苦労したことはありますか?
もともとパソコンが苦手でした。
かものはしのWEB担当として広報活動を行っていますが、
特にWEBに詳しいわけでもなければ、ITリテラシーも高くありません。
そんな苦手意識を克服したいという想いから、
日々インプットをしながら業務に励んでいます。
インターンを始めて間もない頃、
専門的な知識を要するときは、
ネットで検索したり、
何が書かれているのかさっぱり分からない参考書と
格闘したりしながら仕事をしていました。
誰かに聞くこともできますが、
「自分自身で苦労して得た知識やスキルは決して忘れない」
という先輩インターンからの助言で、
まずは自分の力で解決するという習慣が身につきました。
先輩インターンの助言通り、
自分で調べた内容は自分のスキルとして身につき、
最近ではパソコンに対する苦手意識もほぼなくなりました。
また、かものはしスタッフの方々は、
インターン生の成長をとても考えてくれているので、
業務上の悩みや自己成長などについて、
親身になって相談にのってくれます。
今は、楽しみながら新しいことに挑戦しようと
思えるまでになりました。
そして、2013年10月に
WEBで広報しているカンボジアのリアルな状況を見てみたいと思い、
現地訪問をしました。
現地訪問.jpg※コミュニティファクトリーにて現地インターン生との一枚
一番印象に残っていることは、
カンボジアの女性たちが生き生きと働いている姿。
そして、日本からの支援がなくなったとしても
コミュニティファクトリー事業がまわるように、
自立化を目指していることが伝わってきました。
今すぐ実現することは難しくても、
カンボジア人マネージャーの育成や、
識字教室・ヘルスチェックなどの生活面のサポートを通して、
継続的な活動により、実現可能であると確信しました。
そして、いま自分がやっている広報活動は、
コミュニティファクトリー事業や
子どもが売られる問題の
「解決」につながっていることに気がつきました。
かものはしと問題の解決に取り組み、
応援してくださる多くの方に、
今後も現地の活動をお届けできたらと思います。
顔写真 in カンボジア.jpg※現地の女の子と
|インターン終了後は何をする予定ですか?
今しかできないことを全力でやりきる!
大学を1年間休学し、4月からインドでインターンシップを決意しました。
かものはしプロジェクトでのインターンを通して、自分を見つめ直し、
これからのキャリアを考えるようになりました。
インドではNPOではなく、現地法人の企業でインターンをします。
語学力やコミュニケーション能力の向上、ビジネスマインドなどを磨いていこうと
考えています。
|今後の進路についてお聞かせください。
将来的には、自分の強みを見つけてNPO,NGO業界で働きたいです。
また、次世代の人材育成にも興味があり、教師という道も考えています。
|最後に一言お願いします!
「後悔先に立たず」
今しかできないことを「今」全力でやりきって、
残りのインターン期間も駆け抜けます!

アイコン(吉田).jpgライター紹介:吉田真之介
初海外がタイ農村部の訪問。カルチャーショックの連続から国際協力に興味を持つ。今しかできないことをやりつくすために奮闘する大学3年生。WEBを担当。

かものはしプロジェクトは、
「志」を持つ学生の受け皿となるべく
多くのインターン生を受け入れています。
現在、新規インターン生募集中です。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://bit.ly/1i6b9rx
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

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