子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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カンボジア駐在インターン|宮川友希

こんにちは!カンボジア駐在インターンをしております、
宮川友希(みやがわゆき)と申します!
今回は私の自己紹介をさせていただきます。
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思い切って、国際協力の世界へ

社会問題を意識し始めたきっかけは、高校の授業で扱ったとある英文。
そのテーマは、フェアトレードを扱ったものでした。
その時は「世の中には便利な仕組みがあるものだな」
とぐらいにしか思っていませんでした。
ただ大学に入り、私の考えはがらりと変わりました。
「フェアトレードの目的って何なの?」
大学1年生の夏、何をしたらいいかわからなくなっていた私は、
フェアトレードのイベントに足を運びました。
そこで私が見たものは、
学生が主体となって大きなイベントを開催している姿でした。
国際協力というのは、NGOのすごい人たちがおこなっている
イメージを持っていたので、その姿に衝撃を受けました。
しかし、まだ、この時点ではフェアトレードに対して
大きな関心を寄せることはありませんでした。
そして自分の考えを変えるきっかけとなったことがもう1つありました。
今度は自分が主催者側に立ち、フェアトレードのお店を出店しました。
何度か開催していくうちにお客さんから
似たような質問が多く出ることに気づきました。
「フェアトレードって何?」
「本当にその人たちの生活は良くなっているの?」
貧困問題ではなく、フェアトレードに関心を持っていた私は、
フェアトレードが貧困問題に対して有効な、
アプローチ1つなのではないかと気づきました。
「フェアトレードって本当に人のためになっているのかな。
というかそもそも何も知らないじゃん。」

そう思って、私は思い切って海外に飛び出しました。
そして向かった先がフィリピンでした。
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現地の家に家庭訪問したときの様子
そこで働いているNGOの方がすごく生き生きと仕事をしていて、
自分の好きなこと、興味のあることを仕事にできる
ということに気づかされました。
同時にフェアトレードの仕組みを生で見たときに、愕然としたんですね。
そこのNGOでは商品の売り上げがいまいち、
そうすれば商品のストックがたまっていく、
その結果、女性たちの雇用も減るという悪循環に陥っていました。
これではいけない。
何かもやもやしたものを抱え、フィリピンをあとにしました。
このもやもやを取り払ってくれたのが、かものはしプロジェクトでした。
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写真左が宮川さんです。

かものはしで働こうと思った理由

かものはしで働きたいと思った理由が2つあります。
1つは、ビジネスの力によって現状を変えようとしているところです。
フィリピンでこのままじゃ何も変わらない現状を見た私は
しっかりとしたビジネスを回している場所を探していました。
もうひとつは、ファクトリーの現地化、自立化を目指しているところです。
また、面接時の共同代表の青木さんの一言も決め手になりました。
(ここではちょっと秘密です...笑)

かものはしでの業務内容

主にセールス部門と
コミュニティーファクトリーのガイドをやっております。
具体的な内容としては、新規店舗の開拓、
オープン準備がメインの業務です。
そのほか、既存の店舗のシステム改善等も行っております。

今後の目標

今も学生としての立場ではなく社会人として
社会問題に関わるという気持ちを持っています。
そのためにできるだけ現地の人と同じ目線で物事を考え、
周りのスタッフと切磋琢磨しながら、
かものはしに貢献し、自分自身の成長にもつなげていけたらと思います。
私が通っている大学は大阪にあります。
しかし、何か、アクションを起こしたいという想いがあったため、
東京で行われているETIC
インターンシップフェアに足を運びました。
そこでかものはしに出会い、カンボジアへ行くことを決意しました。
行動すれば道が開かれると思います。
ぜひ何かに迷っている方がいれば一歩踏み出すことをおすすめします。
かものはしでは色々なアクションの機会があります!
月1回の活動説明会、ボランティアデイへの参加、インターンシップ、
学生団体ゆるかも等たくさんありますので、是非ご興味お持ちの方は、
参加してみてください。

いつも応援ありがとうございます。
一日でも早く子どもが売られない世界をつくるため、
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