子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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コミュニティファクトリー担当-岩崎佳恵

スタッフ紹介第4段!
今回は3月まで日本のオフィスでインターンをし、
つい先日カンボジアでインターンを開始しました岩崎佳恵さんを紹介したいと思います。
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彼女は1月からインターンを開始しました。
彼女の担当は主に法人や個人のお客様に対してい草製品の販売・取引を
行ったり、カンボジアとの連携を取ったりしています。
また、ECサイトの管理なども行っています。
今までの学生生活はというと、
国際開発学専攻で開発人類学と呼ばれる学問を必死に勉強し、
週5日で部活をし、バイトも2つ掛け持ちして、
休日の夜はホームレス支援のボランティアに繰り出し、
昨年の夏からはNGOでインターンをし始めるという
とても多忙ですが、充実感を味わえる生活だったそうです。
大学でラクロス部に所属しており、ガチ体育会系なので
練習もかなりハードですが、チームメイトと日々勝利を目指して
活動できることが楽しくて、たくさんの学びがあるそうです。
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そんな彼女にインタビューをしてみました。
Q. なぜかものはしでインターンしたのですか?
貧困ゆえに農村から都市に子どもや女性が売られてしまい、
ストリートチルドレンや物乞い、
そして心も体も傷つけられてしまう人が多いという
現実に疑問や葛藤を覚えていました。
自分たちの地域でとれる資源と人材、伝統文化を駆使して、
雇用を創出し、収入向上を図れる体制が素晴らしいと思いました。
実際に「途上国」と呼ばれる国で
それらを体感してみたいと思ったのがきっかけです。
Q. 今の仕事で苦労していることはなんですか?
カンボジアとのやり取りでは苦手な英語で
コンタクトを取らなければなりません。
迅速かつ丁寧な対応が求められると思います。
また、バレンタインキャンペーンのセット商品を考えるのに
物凄く時間と労力をかけ、終電を逃してしまったこともあります。
その分商品が売れることを期待します!
Q.その大変な仕事を乗り越えたことは
自分にとってどんな影響がありましたか?

カンボジアの女性が時間と愛情を込めて作ったい草製品が、
一人でも多くの方に知ってもらい、かものはしプロジェクトの理念や
活動内容に共感して下さる方の手に届くことを願っています。
CF担当は、比較的地味で手間がかかる作業が多いかもしれませんが、
どんな仕事でも「現地の方の役に立っている」と思うことで
頑張ることができます。
そして、自分の小さな活動もきっとどこかで
誰かの笑顔をつくるきっかけになっていれば嬉しいです。
Q.児童買春のような社会問題を意識し始めた
きっかけはなんですか?

幼い頃から、ボランティアや海外旅行、ホームステイ、語学研修などで
海外を訪れる機会がたくさんありました。
そこで出会った貧しさの中で生きる子どもたちや支援を求める人々のために、
何か自分にできることはないかと考え始めたのがきっかけです。
Q.将来のビジョンはなんですか?
いわゆる発展途上国と呼ばれる地域で現地の人たちと共に学び合い、
協力し合いながら働くことができたらいいなと思っています。
JICAなのか開発コンサルなのかNGOスタッフなのか
民間企業なのかは未定ですが、
現地住民の雇用を創出し、彼らの収入向上を目指すことで、
生活改善や彼らの幸福度が増すような活動を行いたいと考えています。
Q.最後に一言!
無駄なことなど何一つないと信じて、
全てが自分を成長させてくれる糧になっていると思い込んで、貪欲に、
そして前向きに物事に取り組んでいきたいと考えています!
Where there is a will, there is a way.だと思います。
このインターンも全力で取り組んでいこうと思っています。

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