子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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インド

インドに直接あなたの想いを届けませんか? #あなたを想って空に手を

いつもかものはしプロジェクトを応援いただきありがとうございます。

かものはしプロジェクトの早瀬です。

2020年春、新型コロナウイルスの猛威が瞬く間に世界中に広がりました。

かものはしが活動するインドは、新型コロナウイルスの影響を特に大きく受けた国の一つであり、3月から私たちは「緊急レポート」として現地の様子などをお伝えしてきました。

また7月には、新型コロナウイルスと大型サイクロンの影響を受けた現地で人身売買をなくす活動を続けていくため、ご寄付のお願いをさせていただきました。

それに対して、ご支援者の皆さまから、ご寄付、また温かい応援のメッセージをいただきました。

日本も緊急事態宣言やそれに伴う景気の悪化など厳しい状況がある中で、皆さまのお気持ちが大変ありがたく、メッセージの一つひとつに、スタッフ一同励まされました。

また、ご寄付やメッセージに込められたたくさんの「インドや世界のことを想う気持ち」が伝わり、この気持ちをなんとかインドに届けたい、とそんな気持ちが関係者の中で生まれました。

日本のスタッフがみなさまの温かい想いに「頑張ろう」と励まされたように、日本にこれだけたくさんのインドのことを応援してくれている人たちがいる。

インドと日本はつながっているそのことが実感できると、インドのメンバーやサバイバーリーダーが活動する力になるのではないか。

そんな意見から議論を重ね、今回「#あなたを想って空に手を」というページの立ち上げに至りました。

写真を使ってインドに想いを直接届ける。その実現を目指したページです。

ぜひ、皆さまの想いをページを通じて直接伝えられたら、と思っています。

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このページはかものはしの年次報告書を10年以上制作し、WEBサイトなどあらゆる広報物をデザインしてくださっているサイカンパニーの生駒さんが、沢山の想いを込めて制作してくださいました。

生駒さんの提案、企画がなければ実現できていなかったかもしれません。

この企画にあたり、生駒さんがインドのみんなに向けて書いてくださったメッセージがあります。

このページに込められた想いがぎゅっと詰まっているので、ぜひお読みいただけたらと思います。

 

かもインドチームの皆さん、サバイバーのみなさんへ

デザイナー生駒さんと年次報告書担当スタッフ樋山

はじめまして、生駒といいます。ぼくは10年前くらいからかものはしの活動を日本中の多くの人に知ってもらうためにWEBサイトや報告書のデザインでずっとお手伝いをしています。

なので直接みなさんにお会いしたことはありませんが、写真ではずっと見ていましたし、そして清水さん本木さんからのレポートなどで皆さんのことをずっと知っていました。

その写真やレポートを見て、ぼくはいつも皆さんの「勇気」「悲しみ」「優しさ」「強さ」にとても心を動かされ、遠い日本から応援していましたし、日本のみんなに伝えたいなと思うぼくの原動力になっていました。

それはぼくだけでなく、いっしょにWEBページや報告書を作るかものはしのメンバーの原動力でもありました。

それが届いたかものはしのサポーターの皆さんからのメッセージでも「インドの皆さんから勇気をもらいました」「とても励まされました」という声が多くあったと聞いています。

みなさんの行動や想いが日本のサポーターの皆さんにとって「勇気」や「励まし」になっているということを、清水さんからきっと伝わっていると思うのですが、ぼくも直接伝えたいし、サポーターさんも、かものはしの日本スタッフももちろん伝えたいだろうなと思い、日本のみんなと相談してこのページを作りました。

空に向かって手を伸ばしている写真がたくさんのこのページは、写真の数だけ、インドの皆さんから勇気をもらい励まされ、そして応援もしているよという気持ちを表しています。

インドと日本はとても遠いですが、空は一つでつながっています。だからインドと同じ空を日本から見て、あなたに想いが届くといいな、という意味で手を伸ばしています。

みんなこの写真を撮るときはインドの皆さんのことを想って撮っています。

「今日は元気がないな」「悲しいな」と思うことがあるかもしれません。そんなときこのページが、心を一休みさせたり、落ち着けたり、少しでも元気が出る、そんな場所になったら嬉しいです。

もしぼくたちの日本からの思いが伝わったら、インドの空に手を伸ばして写真を撮ってページにアップしてみてください。空を通じてインドと日本がつながれたら、とても嬉しいです。

そしていつか一緒にみんなで空に向かって手を伸ばして写真が撮れたら嬉しいです。

このページもまたインドのみなさんの行動と想いが日本の1万人以上いるサポーターにつながったからできたものです。インドの皆さんに感謝します。

 

空に手を掲げた写真を投稿してみませんか?

投稿は、PCやスマホから簡単に、1~2分で可能です。

以下のフォームから、空に手を掲げた写真をアップロード、またはサイトを開いて撮影し、投稿メッセージを書いてみてください。(サイトへの掲載にはお時間を頂戴しますのでご了承ください)

皆さんからの沢山の空と手の写真が詰まったページは、インドのみんなの心をぽっと温かくしてくれる、と信じています。

そして、私たち含め日本の皆さんも、ウィズコロナの時代、第〇波と何度もくる新型コロナ、景気減退の影響などを含め、日々落ち込んだり、気分が晴れず、うつむき加減な時もあるかと思います。

そんな時、空を見上げて、インドとのつながりに想いを馳せることで、日本の皆さん自身の心も温かくなったらいいな、とそう考えています。

ページを見る

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

早瀬 真理絵Marie Hayase

ソーシャルコミュニケーション部シニアスタッフ

アフリカで幼少期を過ごす。民間企業および外務省での勤務の後、海外で専業主婦となる。帰国後、社会課題の解決を仕事にするという決意を胸に就活。かものはしの組織文化と個性豊かなメンバーに惹かれ、2018年5月に入職。

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