子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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日本総会

かものはし総会2020 ーミッションの変更を、新たなかものはしへー

日頃よりあたたかいご支援をありがとうございます。

かものはしプロジェクトインターンの大西です。

6月28日(日)、2020年度かものはし総会がオンラインで開催されました。

当日はスタッフも含め120名以上の方にご参加いただき、オンラインでの開催ということもあり、名古屋やカンボジア、フランスなど色んな場所からご参加いただきました。

支えてくださる皆さまの温かさとスタッフの熱意が伝わる今年の総会の様子を大西がリポートしたいと思います!


総会の構成

1.事業報告
2.ディレクター(本木、村田、清水、小畠)によるクロストーク
3.新理事・幹事のご紹介
4.総会議決


かものはしの事業報告


ここではそれぞれの責任者から、事業全体、インド事業、日本事業、啓発事業、財務について、19年度の成果、現状と課題、20年度の計画などを報告いたしました。

共同創業者本木からは、ミッション変更についてもお話しいたしました。

現在かものはしはミッションの変更という大きな分岐点に来ています。

日本でも子どもの問題に取り組むことを決断し、昨年の総会にて調査と実験的な事業の開始をご承認いただきました。

日本の子どもや若者が直面する不条理と暴力への取り組みは、これまでかものはしを引っ張ってきた「子どもが売られない世界をつくる」というミッションを超えています。

この総会の場で新しいミッションをご提案すべく準備してきたものの、これまで私たちを太陽のように導いてきたこのミッションを変えることは容易ではなく、もう少し時間をかけて決めていきたいという旨を、説明させていただきました。

また各事業における新型コロナウイルスの影響についても報告いたしました。

インドでは、2019年度、サバイバーがリーダーシップ連盟を設立し、彼らの声が政府に届く仕組みができてきたという嬉しい報告があった一方、新型コロナウイルスとその後5月に事業地の西ベンガル州を襲った大型サイクロンによる被害で、食料も手に入らない、全てが流されてしまったといった厳しい状況も報告されました。

日本事業に関しては、新型コロナウイルスの影響で当初予定のタイミングでは進んでいないものの、児童虐待などに遭った子どもの声を聴くワークショップなどを夏に実施をする予定でいる、と数か月遅れでイベントを開催する旨を報告しました。

本木は、「新型コロナウイルス禍で無力感に襲われることもあった。」と述べつつも、「貧しい人がよりダメージを受けるこのような状況において、より自分たちの使命の大切さを感じている。」と前向きな思いを伝えました。


クロストーク ー4人の想いー

ここでは今年から新理事に就任していただいた篠田真貴子さんにファシリテーションをしていただき、4人のディレクターがそれぞれの想いを語りました。

一つ、私にとって印象的だった質問と4人の回答をここで共有したいと思います。

篠田さん:「すごく個性がバラバラな、この4人が共にやっていこうと今束ねられている、その要にあたるもの(中核にあるもの)は何ですか?」

本木:異なる人同士が共に生きていく社会をどう作っていくかというのが僕自身のコアなテーマ。どうやったらそれがうまくいくんだろうという好奇心と、なんとしてもやり遂げたいという意地。

小畠:4人それぞれが持っている、自分たちが求める世界を体現したいという想いや根性。自分の想いや根性を他の3人が信じてくれていると思う。

村田:深淵な問題をどうにかしたいという想い。4人が共通して人の尊厳を守ることを大事にしている。諦めが悪く、常に可能性を見出そうとし、できることをやろうとする前向きさを持っていつる。

清水:ヒューマニティ。意見の対立があっても、深いところで縁があった大切な同士だと思っている。もう一つは、誰しもが居合わせることが可能であり、その先に描きたい世界が広がっていること。皆いろいろな傷を負いながらここまで来たが、それを癒した先に未来があると感じている。

単純ではない問題に立ち向かうなか、かものはしがなぜここまで成果を出すことができているのか、その理由が見えたような気がしました。


参加者の皆さまの様子


総会の締めに参加者全員で写真撮影をしました!

多くの方がビデオカメラをオンにした状態でご参加くださり、登壇者の話にうなずきながら耳を傾けている様子が伺えました。

みなさまのコメントや質問から、「想い」も託してくださっている実感が強まりました。

総会後のアンケートからは多くの方にご満足いただけたことがわかり、皆さまから「難しい問題でも諦めることなく何とかしようという姿勢に応援したくなります。」などといった共感や励ましのメッセージをいただき、かものはしのことを真剣に考えてくれる人がたくさんいることに胸が熱くなりました。

一部、総会の内容に関してやや抽象度が高く理解しづらかったなどのご指摘もいただいたので、皆さまのご意見を参考にし、来年の総会に繋げたいと思います。


最後に

インターンとしてかものはしプロジェクトに参画させていただいてから1か月ほどの新米ですが、この団体に関わることができて本当によかったと思わせてくれる総会でした。

熱い思いをもったスタッフたちと、その思いに共感し様々な形で応援してくださる皆さま。

かものはしが前に進めるのは、あらゆる方面からの力があるからだということを実感したからです。

これからも皆さまのお力をお借りしながら、皆さまとともにかものはしプロジェクトは歩み続けます。

日々邁進してまいりますので引き続きかものはしプロジェクトをよろしくお願いします!

なお、今回の総会で報告した2019年度の事業の報告については、7月上旬にサポーター会員さまにお届けする年次報告書にてお伝えいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(大西)

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