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【連載】かものはしに入った頃 江藤編

人事を担当している江藤です。
今回は僕が入った頃のエピソードをお話します。

僕は大学1年生の時、この団体に入りました。
現在は大学3年生なので、もうスタッフ歴2年になります。

入ったばかりの頃、システム開発部で企画していた
オフショア開発のリサーチで、
印象的な出来事がありました。

2003年の7月頃、僕はWEBでオフショア開発の
事例をリサーチしていました。

インド・中国・ベトナムなどでの成功/失敗事例
をみるうち、オフショアは言語や文化の壁も高く、
難しい取り組みであることはわかりました。

でも「じゃあ自分達がどういうプロセスで
取り組んでいけばいいか」については、
糸口を見つけることが出来ないでいました。

そこで、イチかバチかのアクションにでました。

WEB上で見つけたオフショア開発の有識者の
方々に対して、
自分達の活動内容を伝えるメールを書き、
「お話を聞かせてください」とお願いしたのです。

すると翌日、1本の電話がかかってきました。
昨日メールを送ったうちの1人の方でした。
「かものはしプロジェクトの噂は聞いています。
 オフショア開発について、お話する機会を持ちたいです。」

糸口が見えない中で、イチかバチかのアクションで
つながった、1本の電話。本当にうれしかったです。

そのとき電話をして下さった方は現在、
サポーターとして活動を支援して下さっています。
オフショア開発についていつもいつも大変、
わかりやすく見識に富む意見をくださいます。
一通のメールがきっかけの運命的な出会いでした。

他にも、2年の活動を通して、
たくさんの人と出会い
たくさんの人に支えて頂いている事を
実感する出来事が何度もありました。

自分達の活動で、カンボジアの子ども達は勿論、
支えてくれる人を含めて
多くの人の幸せを作っていけたらいいなぁと思います。

江藤恭輔