子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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かものはしの信頼を守るために ~認定更新の舞台裏をスタッフインタビュー!~

日頃よりあたたかいご支援をありがとうございます。

かものはしプロジェクトインターンの大西です。

現在、かものはしのサポーター会員数は12,000人を超えています。

インドで、子どもが売られる問題をなくすための活動を進める傍ら、東京事務局では、子どもが売られる問題を広く知ってもらうための広報活動をしたり、活動を下支えする業務を行ったりしています。


事務所で働くスタッフの様子。(2020年度は在宅勤務中心で働いており、過去の写真となります)

例えば、経営企画・管理チームは、かものはしの組織運営を支え、サポーター会員の皆さまや社会の信頼を守るための様々な仕事をしています。

今回、「認定更新」という認定NPO法人ならではの業務について、経営企画・管理スタッフにインタビューを行いました。

地道な作業を通じて、かものはしを支えているチームの仕事をご紹介したいと思います!

 

インタビュー ~認定更新の舞台裏~

お話を伺ったのは、昨年の経営企画・管理の担当として、認定更新に携わった一人である樋山さんです。

     
↑大西(インタビュアー)  ↑樋山さん

ー認定NPO法人に認定されるための条件ってどんなものがあるんですか?

認定されるためには「1年で3000円以上寄付してくれる人が100人以上いなくてはならない」といった一般市民に支援されている度合いを計るテスト(PST基準)をクリアする必要があります。その他にも運営や組織体制、事業内容が適切と判断され、公益性が高い団体であると認められないといけません。


※認定NPO法人とは?

NPO法人(特定非営利活動法人)とは、ポランティア活動をはじめとする市民の自由な社会貢献活動を行う団体の中で、法人格を与えられた団体を指します。そしてその中でも、市民や企業等の寄付による支援が一層大きくなることを目的とした、認定NPO法人制度(特定非営利活動法人)によって認定された団体のことを、認定NPO法人と呼びます。

認定の更新は5年に1回行われ、かものはしプロジェクトの場合去年がその年でした。


ー認定更新の審査はどのような手順で行われるのですか?

審査には2段階あります。
①書類提出
認定を受けてからの5年間が実績判定期間となるので、5年分の資料を東京都庁に提出します(かものはしは東京都渋谷区に登記しているので所轄庁が東京都庁)。毎年提出している事業報告や認定基準チェック表などの書類を提出しました。

②実地調査
都庁の方が事務所に来て、一日に渡り、書類審査とヒアリングが行われます。寄付者名簿、会計書類、契約書類などがチェックされ、事業についても聞かれます。何を聞かれても良いように準備した書類は40種類以上あり、当時は事務所が段ボールだらけでした(笑)。

この審査が通ると都庁から、認定書が発行され、「認定更新」となります。

ー認定更新にあたり苦労したことはなんですか?

5年分となると過去の資料を倉庫まで取りに行ったり、カンボジアから会計書類を取り寄せたりと、書類を集めるだけでも一苦労でした。やることは永遠にあるように思われたので、モチベーションを維持することが大変でした。準備には1年半くらいかかりました。

ー1年半もですか!一回審査が通っていると、次回からは簡単に申請が通るものかと思っていました。

全然!新しく認定されるよりも継続する方が難しいと聞いていましたが、本当にその通りだと実感しました。一度認定されたけれど、認定更新をするだけの体力(担当者がいない等)がないために更新を断念した団体がいるという話も聞いたことがありますが、その気持ちもよく分かります。

ー大変なんですね…。それでも「認定更新」に取り組むのは何故ですか?

更新しないという手もあるんです。でも、私たちはサポーターの皆さまや社会からの信頼を守るために、認定更新をすることは必要不可欠だと思っています。それに、認定されていると寄付金控除が適用されるので、支援者の方にとっても寄付がしやすいというメリットがあるんです。

ー認定を受けることは、寄付者のみなさまにとっても、かものはしにとっても大事なのですね。

だから、何がなんでも更新させないといけない!というプレッシャーでいっぱいでした。更新できなかったら退職かな、なんて半分本気で半分冗談なことを言ったりしていました。チームのなかでもぶつかり、泣き、笑い、とさまざまなドラマがありましたが、長い道のりをともに乗り越えた!という強い絆とお互いの信頼が増しましたね。

ーかものはしがこうやって活動できているのは、経営企画・管理チームの下支えのおかげなんだなあと改めて思います。

そうですね。縁の下の力持ちなので、表に立ったり、支援者の方々とお会いする機会は少ないのですが、団体を続けていくために本当に必要で大事な働きだと思っています。現在、私は広報FR部門にいますが、経営企画管理の仕事をやらせていただいたからこそ、かものはしに入ろうか迷っている支援者さんに対して、私たちは信頼に足る団体ですよ、と胸を張って言うことができます。

ーありがとうございます。最後に支援者の方に向けて一言メッセージをいただけますか?

かものはしがここまで活動できているのは支えてくださる方がいるからこそだと強く思います。都庁の方に見せる寄付者の名簿を見る機会も多かったですが、その枚数の多さにたくさんの人に支えられていることをあらためて実感しました。寄付者の皆さまの情報も大切に預かっているのですが、託されている想いの重みも感じました。認定NPOを更新できて本当に良かったですし、寄付してくださった皆さまに心からありがとう!と言いたいです。


最後に

私は業務上、経営企画・管理チームの方とあまり関わることがないので、今回お話を聞けたことはとても良い機会でした。

認定の更新がこんなに大変なことだったとは、という驚きと共に、更新に携わった方への感謝の気持ちが生まれました。

自分の業務に精一杯になってしまうこともありますが、私たちの活動を支えてくれている人たちが大勢いることを常に意識しながら、残りのインターン生活を過ごしていけたらと思います!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

(インターン大西)

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