気づいたら10年、寄付を続けてました【サポーター会員:川原さんのストーリー】
date2025.4.28
writer青山真歩
こんにちは。いつもかものはしプロジェクトを応援いただきありがとうございます。
ソーシャルコミュニケーション事業部の青山です。
4月4日、「支援者のストーリーを聞いてみませんか?〜宮の森アルケミストコーヒーさまコラボ企画〜」というイベントを開催しました。長年にわたり私たちを応援してくださっている宮の森アルケミストコーヒーの川原英佑さんをスペシャルゲストにお迎えし、支援に込めた想いや、そこにあるあたたかな気持ちについて語っていただきました。今回は、イベントの様子をお届けします。
なぜ応援するのか? 川原さんの飾らない言葉から
イベントはインタビュー形式で進行し、スタッフからの質問に、川原さんがその場で率直に答えてくださいました。
「どうして、かものはしプロジェクトの支援を始めたんですか?」という問いに対し、川原さんはこう語ってくれました。
20代前半のころ、“何者かになりたい”ともがいていた時期があって。そのときに“成功したいなら、まず人のために寄付をしなさい”という言葉に出会ったんです。『寄付するって、どういうことだろう?』と気になって、ネットで検索して見つけたのが、かものはしプロジェクトでした。
さらに、「創業者が自分と同じ20代の女性だと知って、まるで自分ごとのように感じた」と話してくださった川原さん。
その“他人事じゃない”という感覚が、支援の第一歩になったのだそうです。
10年以上、サポーター会員を続けてこられた理由
参加者の皆さんから寄せられた質問の中で、最も多かったのがこちらでした。
「どうして、そんなに長く応援し続けられるんですか?」
川原さんの答えは、とてもリアルで印象的でした。
正直、毎月自動で引き落とされてるので、寄付してることすら忘れてるくらいです(笑)
でも、たまに活動報告が届くと『ああ、そういえば寄付してたな』と思い出して、そのたびに、少しでも誰かの役に立ててるのかなって、じんわり嬉しくなるんです。
「継続」って、大きな決意が必要なものではなく、日々の中に溶け込んだものなのかもしれない、川原さんの言葉から、そんなことを感じさせてもらいました。
サポーターになってよかったと感じる瞬間
「支援していて、よかったと思うことはありますか?」という問いには、こんな答えが返ってきました。
“貢献できている”という気持ちが、自分の中にあたたかく返ってくるんです。それが、ふわっとした“柔らかい温かさ”として、ずっと続いている感じですね。
目には見えないけれど、心のどこかに、やさしく寄り添ってくれているような感覚。
それが、川原さんにとっての“サポーターであることの意味”なんだと感じました。
最後に
今回のイベントは、川原さんご自身から「こんなこと、やってみませんか?」とご提案をいただいたのがきっかけでした。企画の段階からたくさんのアイデアを出してくださり、私たちスタッフにとっても、新たなチャレンジとなるイベントになりました。
イベントを通じて、あらためて感じたのは、「なんとかしたい」という皆さま一人ひとりの想いが、私たちの活動の大きな力になっている、ということです。これからも、こどもたちが笑顔でいられる社会を目指して、皆さまと一緒に歩んでいけたら嬉しいです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
writer

青山真歩ソーシャルコミュニケーション事業部
大学時代に、学内外のボランティアや国際協力の活動に参加する中でかものはしに出会いました。学生時代はインターンとして1年ほど活動に関わっていました。その後、5年間企業での営業の経験を経て、やはり国際協力やソーシャルの道に関わりたいという思いが強くなり、2024年にかものはしへ入職しました。自然に触れること、食べることが大好きです。