【MS&ADゆにぞんスマイルクラブ】従業員の皆さま向けワークショップを実施しました
date2025.4.16
writer青山真歩
こんにちは、ソーシャルコミュニケーション事業部の青山です。
2025年2月にMS&ADゆにぞんスマイルクラブさまとの共催で※、MS&ADインシュアランス グループの従業員の皆さまに向けたワークショップを実施しました。
企業向けの取り組み事例としてご紹介いたします。
※MS&ADゆにぞんスマイルクラブとは、MS&ADインシュアランス グループの社員による社会貢献活動団体のこと
対話を通して得られる気づき
長年ご支援いただいているMS&ADゆにぞんスマイルクラブさまのご協力のもと、従業員の皆さまにご参加いただけるワークショップを企画いたしました。
当日は、13名の従業員の皆さまにご参加いただき、かものはしプロジェクトのインドと日本での活動をご紹介したうえで、虐待などを経験した方のトラウマへの理解を深めるワークを実施しました。
ワークでは、「職場を休みがちなメンバーが、実は虐待の当事者だった」という設定のもと、登場人物の立場を演じていただきました。そのうえで、様々な立場の視点から見えるものや感じることを考え、共有していただきました。

ワークは盛り上がり、お一人お一人がそれぞれの視点で考え、活発に意見交換をされている様子が見られました。他の方と対話する中でご自身にはない意見に触れたり、新たな気づきを得ていただいている方も多かったように感じています。
ご参加いただいた皆さまからも感想・コメントをいただきました。
- 社会問題について自分自身で情報を集めて考えていきたいと思いました。知ることは困っている人に気がつくことにつながり、支援にもつなげていけると思いました。
- ワークの話し合いの中で、いろいろな考え方を容認する必要性に気付けました。
- 社会課題に関して、考えを共有する機会は少ないので新鮮でした。
- セリフを発すると感情移入し、責められる側だけでなく、責めてしまう側にも一定の理由はあるのだと気づきます。

法人ご担当者さまコメント
■山ノ川さまより
ロールプレイ用に準備いただいたテキストで、分担して3人の登場人物を演じてみると、それぞれの立場や気持ちを推し量ることができたのが新鮮でした。よく考えられたワークショップで、参加者に多くの学びがありました。ありがとうございました。■唐澤さまより
かものはしプロジェクト担当者との事前打合せや、お互いにやりたい内容の擦り合わせをしてから、当日のイベントに臨みました。参加者からの感想にもあるように、新しい気づきを得られ、充実した内容のワークショップだったと思います。大勢の参加者よりも、グループワークができる人数での開催が良いと感じました。

かものはし担当者 青山より
ご参加いただいた皆さまの共感力がとても高く、活動報告を真剣に聞き、ワークでは深く考えながら対話されている姿が印象的でした。
また、終了後のアンケートでは「自社の支援が社会を感じることにつながっていることを感じた」「社会問題への関心が高まった・理解が深まった」という回答を多くいただき、ご参加いただいた皆さまにとっても意義のある時間になったのではないかと感じています。
MS&ADゆにぞんスマイルクラブの皆さま、ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
かものはしプロジェクトでは、法人さまから様々な形でご支援をいただいております。
今回ご紹介した事例だけではなく、法人の皆さまからは様々なかかわり方でご支援いただいています。
また、ご支援いただいている法人の従業員さまに向けた活動説明会や、こどもに関する問題や人権などの社会課題について、ともに考え理解を深めるワークショップなども実施可能です。ご興味のある法人さまはお気軽にご相談ください。
writer

青山真歩ソーシャルコミュニケーション事業部
大学時代に、学内外のボランティアや国際協力の活動に参加する中でかものはしに出会いました。学生時代はインターンとして1年ほど活動に関わっていました。その後、5年間企業での営業の経験を経て、やはり国際協力やソーシャルの道に関わりたいという思いが強くなり、2024年にかものはしへ入職しました。自然に触れること、食べることが大好きです。