読まなくなった本が社会貢献に!従業員を巻き込む新しい取り組み
date2025.9.2
writer青山真歩
本を使った、やさしい社会貢献。KIOI ROSE WEEK 2025での取り組みからご紹介します
こんにちは。ソーシャルコミュニケーション事業部の青山です。
「従業員を巻き込んだ社会貢献をしたい」「寄付以外のかかわり方を知りたい」
そんなお声を、多くの企業のCSR・サステナビリティご担当者から伺います。
今回は、具体的な事例として、株式会社西武不動産プロパティマネジメント様による、古本の寄付を通じた「KIOI ROSE WEEK 2025」での取り組みをご紹介します。
読まなくなった絵本が、社会を変える力に
2025年5月、東京ガーデンテラス紀尾井町にて開催された「KIOI ROSE WEEK」。
その中で展開された絵本シェア企画「KIOI ブキニスト」では、多くの方が読み終えた絵本を持ち寄り、自由に読む・持ち帰るシェアスポットを用意いただきました。
集まった絵本の一部は、古本寄付プログラム「チャリボン」を通じて、かものはしプロジェクトへのご寄付に。この寄付は、人身売買や虐待からこどもを守る活動に使われています。

本が寄付になる「チャリボン」~企業導入が拡大中!
「チャリボン」は、ご家庭やオフィスにある読み終えた本・DVDなどを送るだけで、NPOへの寄付になる仕組みです。
(企業・個人問わずご利用いただけます)
企業では以下のような形で導入が進んでいます:
・📦 社内で古本回収キャンペーンを実施し、従業員が気軽に社会貢献
・🌱 捨てずに活かす“循環型”の支援活動として社内でも好評
かものはしプロジェクトも寄付先団体として登録されています。

まずは、お気軽にご相談ください
今回ご紹介した事例だけではなく、法人の皆さまからは様々なかかわり方でご支援いただいています。
また、ご支援いただいている法人の従業員さまに向けた活動説明会や、こどもに関する問題や人権などの社会課題について、ともに考え理解を深めるワークショップなども実施可能です。
「かものはしプロジェクトの活動を知りたい」
「具体的には決まっていないが、社員主体の活動を検討している」
「他社の事例を知りたい」などがありましたら、お気軽にご相談ください。
writer

青山真歩ソーシャルコミュニケーション事業部
大学時代に、学内外のボランティアや国際協力の活動に参加する中でかものはしに出会いました。学生時代はインターンとして1年ほど活動に関わっていました。その後、5年間企業での営業の経験を経て、やはり国際協力やソーシャルの道に関わりたいという思いが強くなり、2024年にかものはしへ入職しました。自然に触れること、食べることが大好きです。