過去のツアーの様子

かものはしプロジェクトカンボジアオフィス訪問
現地駐在員とのワークショップ
ツアー2日目、かものはしプロジェクトのカンボジアオフィスを訪問しました。ここでは、駐在員の方からかものはしプロジェクトのカンボジアでの事業概要についての説明を受け、子ども達へのパソコン教室の授業の様子を見学しました。
また、駐在員と一緒に、ワークショップも行いました。日本を出てカンボジアで働く同年代の駐在員の方と話すことは、とても刺激になりました!「もしもカンボジアが100人の村だったら…」など、カンボジアについて分かりやすく学ぶことが出来、そこでの衝撃は、これからのツアーで私たちが実際に目で見て学べるだろう事の大きさを考えさせられました。
L-cdi訪問
同年代のカンボジアの学生と交流
同じくツアー2日目、L-cdiという高校を訪問しました。L-cdiは恵まれない子ども達に教育を施すことで、自立と就職を支援しているNGOです。プノンペンにある本部の学校には、カンボジア国内から学生が集まり、共同生活をしながら学んでいました。
ここで私たちは、同年代のカンボジアの学生と一緒に現地で流行のゲームをしたり、はてまた将来のことまで語り合ったり、非常に中身の濃い時間を過ごしました。
「将来は先生になりたいんだ」と話す学生の、きらきらした目。カンボジア人の人懐っこさ、明るさ、パワフルさを強く感じました。別れの時は、それぞれ自分の国で有名な歌を歌い合って、名残を惜しみました。
ステメンチャイのごみ山見学
ごみ山で生活する人々との出会い
プノンペン郊外のステメンチャイのごみ山には、プノンペン中のごみが、5分に1回のペースでトラックによって運ばれて来ていました。見渡す限りごみが広がり、くすぶった煙と、ひどい悪臭がたちこめていました。
口を開けると入ってくるほどのハエの群れを連れてごみ山を歩いた私たちは、ごみを拾って生活収入を得る人々と出会いました。ごみを拾って得る1日1〜2ドルで生計を立てている貧しい人々がたくさんいるそうです。その中には幼い子ども達も多く、彼らに教育を提供するためのNGOによる学校が近くにあり、その見学もしました。ゴミ山の光景は衝撃的でしたが、そこにも人々の笑顔があり、人々の生き抜く強さを感じました。
カンボキッズ訪問
カンボジアの子どもとめいっぱい遊ぶ!
ツアー3日目には、カンボキッズを見学しました。カンボキッズとは、カンボジアに根付く様々な問題の中で生きる子ども達のストレスや不安を取り除き、遊びの中で自立性やアイデンティティを育ててもらおうという、日本の学童保育のような施設です。
ここで私たちは、童心に返りカンボジアの子ども達とくたくたになるまで遊びました。大きな輪になって踊ったり、大縄やハンカチ落としゲームではしゃぎまわったり、折り紙を一緒に折ったり・・・思い思いの過ごし方で、子ども達と触れ合いました。輝く目で走り回る子ども達の姿は、カンボジアの明るい未来を象徴しているようでした。また、子どもへの愛に溢れているスタッフとの出逢いは、私たちの心を暖かくしてくれました。
アンコールワット遺跡訪問
大自然の中の石造りの宮殿、世界遺産の数々に出会う
5日目には首都プノンペンから国内線で、アンコール遺跡の地シェムリアップに移動しました。そして翌日、カンボジアが誇る神秘的な世界遺産、アンコール遺跡群を見学しました。アンコールワットに昇る朝陽を拝み、沈む夕陽を見るまで、まる1日かけて素晴らしい遺跡の数々を巡りました。
アンコールワット以外も、王と神の古代都市跡アンコールトム、天空の城ラピュタのモデルにもなった、熱帯の樹木が遺跡に絡み自然の驚異を目のあたりに出来るタ・プロームなど、私たちの想像を超えた大規模で荘厳な遺跡群には、無条件で圧倒されました。カンボジアの人々の心の拠り所とも言える遺跡群を訪れると、カンボジアの人々の精神に少しでも近づけたような気すらしました。
宿泊ホテル
ホテルは、濃い1日の出来事を振り返る場所
日本のホテルとは違うだろう、とあまり期待していない参加者が多かったのですが、実際泊まってみると、プノンペンのホテルもシェムリアップのホテルも、予想を裏切って素敵なホテルでした。セキュリティ面もしっかりしているし、ホットシャワー・ドライヤー完備など、女の子にも安心できるホテルでした。
夜は、参加者の誰かの部屋に集まって、みんなでその日見たもの、感じたものについて語り合ったりもしました。中身の濃い1日の疲れを取るには、ホテルでゆっくり休むことが一番です。
参加者の声
過去にカンボジアスタディーツアーに参加してくれた方の感想を一部紹介します。
印象に残っている思い出の一つは、夕食を食べにある中華料理店に行った時のことです。そこの2階ではたまたま現地の人の結婚式が行われていました。私たちがそれをのぞきに行くと、大勢の人々が豪華なディナーと生演奏で出席者たちがダンスをしていました。するとウェイターさんが私たちを招きいれてくれました。私もその踊りの輪の中に入っていきました。こんな見も知らずの外国人を快く受け入れてくれる彼らに私はとても感動していました。しかし、私たちが食事を終えバスに帰るため外へ出ると、バスの前に裸の赤ん坊を抱いた少しみすぼらしいような格好をした初老の女性が物乞いをしていました。私はこのギャップにとても衝撃を受けました。
(19歳・女性・愛知県)
カンボジアに行くことに対して多くの不安がありました。それは主に安全面で、地雷のことであったり治安のことだったりです。その点に関して両親も危惧していました。
しかし実際に訪れてみるとそれらカンボジアのイメージは自分の身近な、限られた情報源からつくられており、偏っていたということに気がつきました。それはカンボジアの安全面に関してだけではなくカンボジアという国やカンボジアの人々に対しても同様で、直接彼らに触れ合うことで実際のカンボジアがわかりました。今まで遠くに感じていたカンボジアが身近な存在になりました。それがスタディツアーで得たことです。
(19歳・女性・東京都)
私は、カンボジアの政治・歴史問題に興味があり出発前に本を読んでいました。こんな辛い歴史を背負った人々はどんな顔をして毎日生きているのだろう?実際行ってみると、多くの人が前向きで明るい顔をしていました。ガイドの方も、ポルポト政権の歴史の渦中で家族に苦悩があったそうです。皆それなりに歴史の傷を負っているだろうけれど、それを感じさせないように思えました。それよりも未来を見ている感じがしました。特にL-cdiの子ども達は印象的でした。目をきらきらさせながら夢を語り、何でも好奇心を持って質問してきます。難民だったり貧しかったりそれぞれ苦悩はあると思います。でも彼らの生活はとても人間的で楽しそうに思えました。
(22歳・女性・東京都)
カンボジアの人々が変えたいもの、変えようとしているものは何だろうと、その答えを肌で感じるべく9日間を過ごしました。雑然とした社会、複雑に入り組んだ問題、カンボキッズで出会った笑顔をつくることのできない子どもたち…。しかし、カンボジアの人々が「明日は今日より上へ!」というの強い意志と、前向きに、ひたむきに、持続している努力の軌跡を強く感じました。私は特にL-cdiで出逢った、英語を熱心に教える教師のヴィキャメラ、日本語や英語を一生懸命に習得しようとしているソリヤが印象的でした。元気をたくさんもらいました。私自身の心が変わりました。出会えた一人一人、一つ一つの出来事に感謝しています。
(20歳・女性・静岡県)






