かものはしプロジェクトは、児童買春・人身売買問題を防止する活動を、
この問題を構成する、『売る側』、『買う側』 両方に対してのアプローチから行っています。
カンボジアの農村では、貧困ゆえに多くの子どもや女性が児童買春・人身売買の危険にさらされています。中には、10代前半の子どもが、ドラッグ漬けにされながら、強制的に体を売らされている現実もあります。被害にあってしまうと、身体面では妊娠、エイズ、性感染症の危険にさらされます。精神面では買春が心の傷となり、一生苦しむこともあります。
この問題の根底にあるのは、「貧困」です。家計を支えるべき親に仕事がなく、仕方なく子どもたちが仕事を求めて出稼ぎに行き、行った先が性産業であった、そういった状況にあります。
そこで、かものはしプロジェクトは、カンボジアの児童買春・人身売買問題を解決するため、現地で以下の3つの事業を行っています。
- 1. コミュニティファクトリー事業
- カンボジアの貧しい農村で、女性たちに職業訓練と雇用を提供し、
一家の経済的自立を目指す - 2. 孤児院支援
- ストリートチルドレンや親のいない子どもたちを保護する
- 3. 警察訓練支援
- 買う側を取り締まる対策として、
政府による警察への訓練を資金的に援助する

また、日本では、現地での活動を安定的に支える資金を調達するために、サポーター事業、IT事業を行っています。

カンボジアの農村では、貧困ゆえに多くの子どもや女性が、児童買春・人身売買の危険にさらされています。この状況を解決するために、かものはしプロジェクトは、農村に『コミュニティファクトリー』というハンディクラフト製品を作る工房を設立し、村の女性達に職業訓練と雇用を提供しています。
村の女性達に安定した現金収入の道を開くことで、一家が経済的に自立した生活を送れるよう支援しています。その結果、貧しさゆえに子どもや女性が売られてしまう問題を未然に防ぎます。
また、ここで制作した商品をカンボジア国内や日本で販売し、得た利益で運営を自立的に行うことで、働く女性達の自立、そしてファクトリー全体の自立を目指します。

- カンボジア国内の観光市場を中心に生産したハンディクラフト製品を販売しています。
(これは、将来カンボジア人だけで運営できるようにするためです。一部、日本でも販売しています) - 村人の自立したコミュニティづくりをめざし、読み書きを教える識字教室、貯蓄指導、栄養指導、マネジメント層の育成なども行っています。
- 働きやすい職場環境づくりをめざし、保険制度を導入しています。
タイとカンボジアとの国境の街・ポイペト。
ここには、国境貿易の運び屋やカジノの下働き、そして国境を越えてタイでの仕事を求めて、農村では暮らせなくなった貧しい人々がやってきます。
また、今日を生きることに精一杯のストリート・チルドレンも多く存在しています。その多くは貧困や親からのDV(家庭内暴力)などを理由に、親元で暮らせなくなった子どもたちです。
ここでは簡単に国境を行き来できてしまうため、
国境を越え、タイへ連れて行かれる危険な人身売買が横行しています。
子どもたちは、身よりもない上に、人身売買の危険と隣り合わせの毎日を送っているのです。

コミュニティファクトリー事業では、残念ながら、
このようなストリートチルドレンや親のいない子どもたちを守ることができません。
コミュニティファクトリー事業は雇用を前提とした事業であり、本人もしくは家族が就業年齢に達している必要があるからです。
このような被害に遭う危険性が高い境遇にあう子どもたちを保護し、また被害に遭ってしまった子どもたちに対して、社会に復帰できるようサポートしている孤児院があります。
孤児院では、こうした子どもたちを被害にあう前、もしくは再度被害にあうことから守ることができます。
児童買春被害にあう危険性のある子どもを保護している

この孤児院は、ミッションとして、児童買春問題の被害を予防、また被害にあった子どもたちの社会復帰支援を掲げています。
これは、私たちかものはしプロジェクトのミッションと合致しており、この孤児院を支援することで、
私たちのミッション達成により近づくことができると考えています。
透明性と信頼性のある施設運営をしている
この孤児院は、現地の団体が運営していますが、設立当初はヨーロッパのNGOが運営していました。組織のローカライゼーション(現地化)の一環として現地法人に運営責任が移ったものの、
現在もアドバイザーとして国際NGOスタッフが深く関わっており、先進国基準の運営を行っています。
具体的には明確な事業計画、予算計画を策定・公表しており、資金の不正流用などの恐れがありません。
子どもの人権を尊重する運営をしている
入所している子どもたちの中には、学校に行くことができない子どもがたくさんいます。
そういった子どもたちが教育を受け、自立できるように、孤児院内の専用施設でフリースクールを開講しています。
また、働ける年齢の子どもたちには、職業訓練を施すことで、安定した仕事につき、家族と一緒に暮らせるよう支援しています。
児童買春・人身売買問題を解決するためには、
売る側(被害者となる女性や子どもたち)へのアプローチ(貧困対策など)だけではなく、
買う側(加害者)をしっかりと取り締まる体制作りも重要です。

※ 写真はイメージです。
そこで、 私たちは他の国際機関やNGO団体と協力して、
カンボジア政府の
「法執行トレーニングプロジェクトLEASETC」
を資金的に支援し、児童買春問題の早期解決を目指します。
LEASETCの主な活動は、人身売買を撲滅することを目的とした、
- 現場警察の訓練
- フォローアップ研修、
ケース・マネジメント・プログラムの実施 - 性犯罪に関するデータベース構築のサポート
- コンサルタント などです。
実際の支援は、カンボジア政府の内務省が主体となって実施しており、
UNICEF、ワールド・ビジョン、かものはしプロジェクト、その他NGOなどは、
政府に対して資金や技術を提供しています。
月々1,000円から活動を支援してくださるサポーター(会員)を募り、現地での活動を支えています。
企業・その他NGO団体等との連携プロジェクトを企画・実施したり、多くの講演会やチャリティイベントにも参加するなど、様々な取り組みを通じて、多くの方に児童買春・人身売買問題の現状を伝え、問題解決に向けた協力を呼びかけています。
また、一般に関わりにくいと思われている社会貢献のイメージを払拭し、誰もが気軽に楽しく取り組める社会貢献のあり方を世の中に広めていきます。

総会
クリスマスパーティー
スタディーツアー
二木会

カンボジアにおける活動を継続的に運営できるように、安定した事業資金を獲得すべく、
日本で企業のWEBサイトの一部を制作(HTMLコーディング)しています。
IT事業で生み出された資金は、全事業を加速させています。























