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向井理さん主演映画 「僕たちは世界をかえることができない」ご紹介

皆さん、こんにちは。代表の村田早耶香です。

9月23日に、向井理さん主演映画、
「僕たちは世界をかえることができないBut, we wanna build a school in Cambodia.」
(通称:ぼくせか)が公開されました!

皆さんはもうご覧になりましたか?

この映画は、当時医大生だった葉田甲太さんが書いた原作を映画化したもので、
大学生がカンボジアに小学校を建てるお話しです。
映画「僕達は世界をかえることができない」サイト
http://www.boku-seka.com/top.html

ぼくせか2.bmp

この映画、すっごくいいです!
主人公たちが等身大にがんばって、カンボジアに学校を建てるという結果を残し、
その過程で人間として成長していく姿もすごく爽やかでした。

実は、この映画の助監督の方に制作前にかものはしはお会いし、
「カンボジアのNPOとしての意見をぜひ聞かせてください」と熱心に取材いただきました。
大変ありがたいことに、この映画のエンドロールに取材協力団体として
かものはしの名前を掲載してくださっています。

この映画を観ていて、途中で何回か涙が止まらないシーンがありました。
ネタばれにならないようにご紹介すると、
子どもたちの前で、カンボジアで出会った人を思いながら歌を歌うシーンがあるんですが、
歌詞とその人への思いがリンクしていて、涙を流さずにはいられない程、心にくるものがありました。

私自身、カンボジアで出会った人々からたくさんの笑顔をもらい
一方で自分の無力さを突きつけられ、涙がとまらないこともありました。

私が出会った6歳の女の子は、家族を助けるために売春宿に売られていました。
鍵のついた部屋に閉じ込められ、電気ショックを与えられ、
6歳という低年齢にも関わらず、無理やり体を売らされていました。

時折酷いトラウマに苦しみ、夜中にその時のことを思い出して悪夢に苦しみ、
泣き叫んで眠れない時もありました。

施設を訪問した祭、一緒に遊んだり話をしたりしていたので、帰り際に、
「今日、久しぶりに大人の人と一緒に遊んですっごく楽しかった!だから、帰らないでよ。」
と帰るのを引き止められました。
「また会えるから。またね!」と言って、彼女と別れました。

一年後、その施設を訪れようとすると、職員さんから「もうあの子はいないよ」と言われました。
驚いて「どこに行ったの?」と聞くと、
「施設を出て、また売春宿に戻ってしまったよ。」という思いもよらない返事が返ってきました。

借金のかたに売られた彼女が働いていないことで、
親が借金取りから暴行を加えられたり、
下の妹が売られそうになった
ということを知り、
施設を飛び出し、また売春宿に戻っていったそうです。

「売られる子どもをなくしたいと思って一生懸命活動してきたけど、結局助けたい人を助けられなかった。」
という大きな挫折でした。

売春宿に戻ってしまったため、彼女とまた会うことができなくなってしまいました。
未だに彼女が今どうしているのか、知ることができません。
施設で一緒に過ごした時に、
「あなたがきてくれて、すっごく楽しかった。だから、帰らないでよ。」
と、帰るのを止めてきたあの子と、また会えると思っていたのに、
もう会うことが出来ないのか、と思うと気力が失われていくのを感じました。

映画の中で大学生の子が、カンボジアで出会った女性のことを思いながら歌うシーンは、
助けたかったけれども助けられなかった人への思いを思い出して、
色んな感情がぶわーっと溢れてくるシーンでした。

そんな色んな感情と個人的にもリンクすることが多くて、
何度も何度も泣きながら観ていました。

でも、そういう悲しい部分だけではなく、
遊びも恋も大好きな今時の大学生たちが主人公なので、
おかしくて笑っちゃう部分も沢山あります。

最後も悲しく終わるのではなくて、
「他の人を笑顔にすることで、その笑顔を見て、自分も嬉しくなって笑顔になる」
という、この映画で一貫している部分が伝わってきて、爽やかな気持ちで映画館を出れる映画です。

現実は厳しいけれども、でも、誰かのために何かをやり遂げて、
それで誰かが笑顔になって、自分も笑顔になれる。だから、自分も何かをがんばろう!
と前向きになれる映画です。

また、実はこの映画がカンボジアの子ども達を応援していることもあり、
yahoo! さんの特設ページで、かものはしへのインターネット募金を受け付けています。

募金をして頂くと、ぼくせかの特製壁紙がもらえます。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1449001/

よろしければ是非募金をお願いします!
私も早速募金して、ぼくせかの壁紙をゲットしました!

お友達同士でも、カップルでも、楽しみながら観れる映画「ぼくせか」。
まだご覧になっていない方は、是非観てみてください!
とてもお勧めの映画で、私ももう一度劇場で観る予定です!

この映画を観ていて、途中で何回か涙が止まらないシーンがありました。
ネタばれにならないようにご紹介すると、
子どもたちの前で、カンボジアで出会った人を思いながら歌を歌うシーンがあるんですが、
歌詞とその人への思いがリンクしていて、涙を流さずにはいられない程、心にくるものがありました。

私自身、カンボジアで出会った人々からたくさんの笑顔をもらい
一方で自分の無力さを突きつけられ、涙がとまらないこともありました。

私が出会った6歳の女の子は、家族を助けるために売春宿に売られていました。
鍵のついた部屋に閉じ込められ、電気ショックを与えられ、
6歳という低年齢にも関わらず、無理やり体を売らされていました。

時折酷いトラウマに苦しみ、夜中にその時のことを思い出して悪夢に苦しみ、
泣き叫んで眠れない時もありました。

施設を訪問した祭、一緒に遊んだり話をしたりしていたので、帰り際に、
「今日、久しぶりに大人の人と一緒に遊んですっごく楽しかった!だから、帰らないでよ。」
と帰るのを引き止められました。
「また会えるから。またね!」と言って、彼女と別れました。

一年後、その施設を訪れようとすると、職員さんから「もうあの子はいないよ」と言われました。
驚いて「どこに行ったの?」と聞くと、
「施設を出て、また売春宿に戻ってしまったよ。」という思いもよらない返事が返ってきました。

借金のかたに売られた彼女が働いていないことで、
親が借金取りから暴行を加えられたり、
下の妹が売られそうになった
ということを知り、
施設を飛び出し、また売春宿に戻っていったそうです。

「売られる子どもをなくしたいと思って一生懸命活動してきたけど、結局助けたい人を助けられなかった。」
という大きな挫折でした。

売春宿に戻ってしまったため、彼女とまた会うことができなくなってしまいました。
未だに彼女が今どうしているのか、知ることができません。
施設で一緒に過ごした時に、
「あなたがきてくれて、すっごく楽しかった。だから、帰らないでよ。」
と、帰るのを止めてきたあの子と、また会えると思っていたのに、
もう会うことが出来ないのか、と思うと気力が失われていくのを感じました。

映画の中で大学生の子が、カンボジアで出会った女性のことを思いながら歌うシーンは、
助けたかったけれども助けられなかった人への思いを思い出して、
色んな感情がぶわーっと溢れてくるシーンでした。

そんな色んな感情と個人的にもリンクすることが多くて、
何度も何度も泣きながら観ていました。

でも、そういう悲しい部分だけではなく、
遊びも恋も大好きな今時の大学生たちが主人公なので、
おかしくて笑っちゃう部分も沢山あります。

最後も悲しく終わるのではなくて、
「他の人を笑顔にすることで、その笑顔を見て、自分も嬉しくなって笑顔になる」
という、この映画で一貫している部分が伝わってきて、爽やかな気持ちで映画館を出れる映画です。

現実は厳しいけれども、でも、誰かのために何かをやり遂げて、
それで誰かが笑顔になって、自分も笑顔になれる。だから、自分も何かをがんばろう!
と前向きになれる映画です。

また、実はこの映画がカンボジアの子ども達を応援していることもあり、
yahoo! さんの特設ページで、かものはしへのインターネット募金を受け付けています。

募金をして頂くと、ぼくせかの特製壁紙がもらえます。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1449001/

よろしければ是非募金をお願いします!
私も早速募金して、ぼくせかの壁紙をゲットしました!

お友達同士でも、カップルでも、楽しみながら観れる映画「ぼくせか」。
まだご覧になっていない方は、是非観てみてください!
とてもお勧めの映画で、私ももう一度劇場で観る予定です!