子どもが売られない世界をつくる | 認定NPO法人かものはしプロジェクト

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カンボジア

コミュニティファクトリーガイドが紹介する「カンボジアの女性たち」

こんにちは。8月よりカンボジア現地インターンとして、
コミュニティファクトリーのガイドをしています高橋翠です。
これから観光シーズンを迎えるカンボジアへ
お越しになる方も多いかと思います。
かものはしプロジェクトは、ツアーでも個人でも
コミュニティファクトリーの見学を常時受け付けています!
どなたでもお越しいただけます。
訪問方法はこちら:http://bit.ly/RckHYf
kamoCF看板.jpg
これまでコミュニティファクトリーを訪問された方々から、
「想像と違った!」との声をたくさんいただいています。
多くの方が「子どもが売られる問題」という言葉を聞くと、
暗いイメージや重たい雰囲気を想像されるからだと思います。
しかし、実際に働いている女性は明るく元気で、
本当に楽しそうに働いているのを感じていただけると思います。
CF女性(笑顔).jpg
私はいつも訪問された方に
「ツアーに参加したきっかけ」をお聞きしています。
例えば、「映画『僕たちは世界を変えることができない』
を見てカンボジアに興味を持った」や「友達に誘われて来てみた」、
「社会起業家に興味があり絶対に行くと決めていた」などさまざまです。
参加した理由は一人一人違って当たり前ですが、
正直ここを訪問する理由は何でもいいのです。
参加してみるだけで、自分の知らなかった世界が広がります。
コミュニティファクトリー訪問で一番感じて欲しいことは、
自分自身の「小さな幸せ」に気がつくことです。
見学することで、あなたの「幸せの基準」にきっと変化があるはずです。
私はコミュニティファクトリーで働く女性にインタビューをしたことがあります。
彼女は以前、タイへ出稼ぎに行き家族とは離れて暮らしていたそうです。
そして、今は家族のもとへ戻り、コミュニティファクトリーで働いています。
「今ここで働いていてあなたは幸せ?」という質問に対して、
「はい。幸せです」と彼女は答えてくれました。

理由は「家族と一緒に時間を過ごすことができるから」とのこと。
私は日本人に同じ質問を投げかけたとき、
どんな答えが返ってくるのかを考えてみました。
きっと私たちの考える「幸せの基準」と
彼女たちの考える「幸せの基準」が違うと感じました。
そして私自身、私より若い女の子たちが、
自分や家族のために一生懸命働いている姿をいつも見ていると、
自分との生活の差に複雑な気持ちになります。
彼女たちが毎日とても楽しそうに仕事をして、
識字教室でもイキイキと勉強する姿は、
自分の「幸せの基準」を改めて考えさせられる瞬間でもあります。
彼女たちのキラキラとした笑顔をぜひ見ていただきたいです。
女性にインタビュー.jpg※インタビューの女性とは異なります
また、かものはしプロジェクトは
女性たちが住む地域で採れるい草を材料として使用し、
現地の人々を雇用することで「い草商品」を生産しています。
現在は、現地のスタッフのみでコミュニティファクトリーを運営できるよう
支援するとともに、識字教育といった生活面でのサポートも行っています。
識字教育ブログはこちら:http://bit.ly/1aWU9Da
彼女たちが自立できるように手助けをし、
自身の人間的な成長を目指せる環境づくりをしています。

い草商品と女性①.jpgのサムネイル画像
そこで、実際に商品を作っている様子を見て、
商品を使っていただくと、あなただけの特別な「い草商品」となるはずです。
コミュニティファクトリー訪問があなたにとって
何か小さな変化をもたらすきっかけになることを願っております。
ぜひ皆さんのご訪問を心よりお待ちしております。
お申込はこちらからどうぞ:http://bit.ly/RckHYf

P1080936-2.jpgライター紹介:高橋 翠(http://bit.ly/1co3FRk)
短期大学を2年間休学中。大学に入学したが、これでいいのか?と疑問を抱く。休学し、アメリカで1年間ボランティア活動に参加。そこで国際協力に興味を持つ。

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