ウクライナとロシアの現状に関しての私たちの思い
わたしたちは声を上げます。
「戦争に反対します」
「市民と子どもたちを傷つけないでください」
「平和を望むあなたたちとともにいます」
わたしたちは「子どもが売られない世界をつくる」ために活動する団体です。
活動しているインドや日本で起きている問題ではないからといって、
「他国で起きている問題の一つだ」と捉え静観することはできません。
活動の中でわたしたちが大切だと気付き、
守っていきたいと思う「人々の尊厳」が
武力によって踏みにじられてしまうことに、
深い悲しみを感じています。
同時に、ロシア政府の尊厳もあるということも理解していますが
どう受け止めるべきか葛藤しています。
けれど、わたしたちは
ロシア政府によるウクライナへの武力による権力行使に反対します。
また、日本政府には戦争を一刻も早く止めるための役割を果たし
傷つく市民への人道的支援を行うよう望みます。
武力では何も解決されません。
国や政治の都合で、戦争が起こり、
傷つくのはいつも、ふつうに暮らす市民であり子どもたちです。
武力を直接止めるすべは持っていませんが
声をあげることはできます。
だから、わたしたちは、声を上げます。
ウクライナはもちろん、ロシアにもいる
平和を望む「あなた」とともにありたいと思うから。
それが、わたしたちが今できることで、
わたしたち市民の力だと信じています。
2022年3月1日
かものはしプロジェクト有志一同