2011年09月22日
ソカー閣下、人身売買撲滅にかける思い
こんにちは
カンボジア駐在中の本木です。
今回はかものはしプロジェクトがカンボジアの内務省と連携して行っている
警察訓練支援プロジェクト(LEAP)のトップ、ソカー閣下が
このプロジェクトにかける思いを伺うことができたので、ご紹介します。
大変お忙しい中、幸運にも9月上旬に行われたスタディツアーで、
ソカー閣下を訪問し、お話を伺う機会をいただきました。
実は当初、別の方がお話くださる予定だったのですが、
ソカー閣下が是非ご自分で話をしたい、と申し出てくださり、実現した企画です。
ソカー閣下は、カンボジアで内戦が起こったため、大学で勉強するという将来の夢をあきらめざるを得ませんでした。
閣下の世代は、非常に厳しい経験を経て今を生き、平和に対する思いは強く、
安全な社会をつくるために尽力されています。
内務省で大変地位のある役職につき、閣下と呼ばれるようになる前から
人身売買に取り組んでこられたソカー閣下が、
人身売買撲滅プロジェクト(LEAP)にかける思いは以下の通りです。
「カンボジアの内戦が終わった後、
すべての人が安心して暮らす社会をつくるため、再び団結し、努力しています。
しかし、90年代には人身売買が横行しました。
この問題をなくさずして、人々が安心できる社会にはならないと思い、
人身売買対策の強化を始めました」
「まずは安定した平和の構築が重要だと考えています。平和がなければ、何もできないのです。
その次に、貧困削減、経済発展です。
そのために重要なことは何でしょうか。それは教育です。とくに教育の質です。
卒業証書を得ることには意味はありません。(注:カンボジアでは卒業証書を買うことができるという背景があります)
学校の中で何を学んだのか、どんな知識を得て、どう活かすのかそれが重要なのです」
スタディツアーの皆さんも、ソカー閣下の真剣さや熱意を感じておられたようでした。
私自身も、カンボジアの大きな流れの中で、警察支援の重要性を改めて認識するとともに、
ソカー閣下のリーダーシップに刺激をうけ、いっそうの努力をしようと思いました。
誰もが笑って暮らせる平和な社会、人身売買撲滅にかける思いは私たちも同じです。
かものはしプロジェクトは人身売買撲滅プロジェクト(LEAP)の支援を続けていきます。
今後もご支援よろしくお願いします。
カテゴリー: カンボジア便り




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