2011年09月14日
孤児院で保護されたある男の子のストーリー
皆さま、こんにちは。
今回は、カンボジアより、かものはしが支援している孤児院では
どのような子どもたちが、どのような環境で保護されているのか、
その様子をお届けいたします。

実際に私たちが支援する孤児院に、
保護された、一人の男の子の話をご紹介いたします。
彼は、母親を亡くしてから
祖母と住むためにポイペトへ引っ越しました。
しかし祖母には借金がありました。
彼は祖母の借金を返済するために中古服の売り手として働きました。
しかしそれでも足りず、祖母は、彼をキャンディーと花を売る仕事をしたり
物乞いをさせるためにタイへ行かせました。
たった一人で、物乞いをしていると、売られてしまう危険性が高くなります。
そこで彼は孤児院に保護されました。
孤児院のスタッフは、家庭環境などを調査し、
その結果に応じて、いつ、どのように、子どもが家族の元に戻るかを決定します。
彼の場合は、家計が不安定だと判断されたため
孤児院の中の居住施設にて生活することになりました。
彼は、その施設で生活する間、
ExcelやWordの使い方を学ぶことができました。
それによって、彼はパソコンの修理工になるという
夢を抱くようになりました。
居住施設のスタッフは、彼や家族のカウンセリングを持続的に行い、
最終的には、子どもが家族のもとに帰れるよう、支援します。
そして、彼の家族の家計が安定したことが確認され、
家庭に戻ることができました。
彼はその後も、私立の学校で
英語とパソコンの技術を、学ぶことができているそうです。
私たちが支援する孤児院は
このようにして、子どもたちの生活をサポートしています。
より多くの子どもたちが、こうして
助けられ、生きる力を身につけていけるよう、
私たちの活動のご支援、よろしくお願い致します。
カテゴリー: カンボジア便り
●みなさまからのコメント
- [11.09.27 10:49] かものはしプロジェクトさん
児玉千津子様、コメントありがとうございます。
希望ある子どもたちが未来は私たちの責任で守らなければならないと常々思っております。子供たちが笑顔で暮らせる未来のため、これからも私たちにできることに力を尽くしたいと思います。




よかった、と安堵しました。子供を売らなければならない貧困をどう克服するか、世界の課題です。とりわけ先進国といわれる我々の責任は重大で、様々な選択肢の中から生き方を選ぶことができます。子供が幸せな次世代をどう作っていくか、いつも考えています。