2011年06月24日
世界の子どもが売られる問題の現状と、かものはしの今後
こんにちは
共同代表の本木です。
今回は、カンボジア以外の国における
子どもが売られる問題についてお話したいと思います。
現在はカンボジアで活動しているかものはしプロジェクトですが、
将来的には世界中の子どもが売られる問題を解決し、
誰もが笑顔で暮らせる世界を目指していきたいと思っています。
カンボジアでの問題解決が見えてきた暁には
カンボジアの支援も続けつつ、次の国へと活動を拡大していきます。
実は今現在も、カンボジアでの活動と並行して
他国での調査活動も行っています。
調査の結果明らかになった他国の現状をご紹介します。
カンボジア以外の国における子どもが売られる問題の現状
■バングラディッシュ
イスラム教、貧富の格差等を背景に
子ども、女性が体を強制的に売らされ、強く搾取されています。
その数は約5万人~10万人とも言われています。
そのうち子どもは約30%です。
バングラディッシュでは2000年頃から、各国のNGOによる支援が始まっています。
■インド
約300万人が体を売らされていると言われています。
そのうちの約30%は子どもです。
貧富の差、カースト制、政府の汚職などがその要因となっています。
売春宿は古くから存在しています。
ムンバイやコルカタに限っては、
警察やセックスワーカーの自治力強化により、
子どもが売られる問題は解決傾向にあります。
解決が進んでいる地域と、そうでない地域の格差が激しいです。
■東南アジア全般
全般的に法執行が強化され、
子どもが売春宿に売られる問題は減っています。
これはアメリカ国務省のプレッシャーや
NGO、政府の協力によるものではないかと考えられます。
しかしながら、各国間での人の移動は増えており、人身売買は増えています。
まだ詳しい現地調査を行っていないため、調査が必要です。
■ケニア/エチオピア
体を売っている子どもが明らかに存在します。
しかし、東南アジアに比べ、性を売ることに対して比較的抵抗感が少なく
強制・搾取されているというよりは、半自発的なケースが多いと言われています。
かものはしが今後活動を拡大するにあたり
活動国として展開する可能性が高い国は以下の通りです。
・インド
・バングラディッシュ
・パプアニューギニア
活動告として展開する可能性がある国は以下の通りです。
・ケニア
・エチオピア
・中国
・フィリピン
・ラオス
・ベトナム
・マレーシア
・インドネシア
問題を解決するために
問題解決している国では共通する特徴が見られます。
それは以下の3点です。
●子どもが売られる問題が、「社会の闇」として
無視されるのではなく告発されており、
国内・国外での関心を集めている。
そして、市民社会において子どもが売られる問題を許さないという
共通した意識が持たれている。
●NGOと政府がよきパートナーとして活動している。
法律を整備したり、被害者のケアを行っている。
●警察中枢・NGOがアメリカ国務省が毎年行う
国の取り組みに対する評価付けを重要な指標とし、活動している。
かものはしは国外のNGOとして、問題解決のための活動を
警察や政府、現地NGOと協力して行います。
そこから市民の啓発につなげ、
社会全体の子どもが売られる問題に対する意識を
変えていけたらと思っています。
かものはしの今後
かものはしは子どもが売られる問題を解決する団体として、
これからも少しずつ、着実に進んでいきます。
まずはカンボジアでの問題解決を目指します。
そのために
1、カンボジアでの問題解決について深く理解します。
2、コミュニティファクトリーは自律的発展を促します。
3、子どもが売られる問題の解決に、より貢献できる道を探します。
またカンボジアで培ったノウハウを新しい国で活かし、
世界中で子どもが売られる問題の解決を目指し活動する団体と提携していきます。
資金調達面ではサポーター・寄付事業を主力にし、
それに加え新しい財源の開拓にも努力していきます。
今後とも、かものはしはスタッフ・サポーター・ボランティア
皆さまのお力を生かし、子どもが売られない世界を作っていきたいと思います。
関わった人全員が笑顔になれるような活動を続けていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
カテゴリー: 経営ノート
●みなさまからのコメント
- [11.07.12 15:27] かものはしプロジェクトさん
児玉さん
コメントありがとうございます。
子どもが売られる問題を解決するプロとしてまい進していきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。




「児童買春撲滅」のプロとして世界のNPOと成長なさることを陰ながら応援していきたいと思っています。