子どもが売られない世界を作るため、寄付・募金・ボランティアの協力によりカンボジア・インドをメインに活動する国際NGO

インド便り

問題解決に向けて、少しずつ育ち始めた芽~インドでの5年間を振り返って~

「子どもが売られない世界をつくる」ために かものはしは2010年からインドやその他の国の人身売買問題調査を始め、 その問題状況の深刻さ、被害者数の多さ、被害者の社会復帰の難しさから、…

国がようやく動き始めた~人身売買被害者を守る新法制定に向けて~

皆さん、こんにちは。インド事業部スタッフの手嶋です。 日本は随分と暑さが和らぎ、すっかり秋を感じる季節になりましたね。 個人的には温かい色味を感じられる秋が、1年で1番好きな…

心と体はつながっている~DMTインパクト評価事業を終えて~

「今朝歯を磨いてるときからずっと、彼が私を見つめているの。 さっき廊下を歩いてるときなんか、隣に並んで手を握られちゃったのよ。」 そう話す彼女の目には、大粒の涙が流れ続けてい…

サバイバーとのコミュニケーションで感じたこと

こんにちは、広報・ファンドレイジング事業部の草薙です。 この度、広報担当としてインド現地の生の様子を知り、 日本のみなさまにお伝えするために 2016年1月~2月にか…

売春宿から救出されても残る「こころの傷」

こんにちは。インド事業部スタッフの福井です。 もう少し布団の中でほっこらしていたい、そんな季節になりました。 気温の変化だけでなく、気分もうつろうもの。 そして、起き…

インドでもらった、一歩を踏み出す勇気

みなさん、こんにちは。 インド事業部の手嶋です。 2015年5月より、インド事業部に関わりはじめ、 10月に初めてインドへ出張してきました。 その時に出会った女性たちについてご紹介させていただきます。…

人身売買の被害者が抱える『社会的スティグマ』と精神への影響

こんにちは、インド事業部の福井です。 最近、かものはしのインドのパートナーNGOであるサンジョグが 2本の人身売買被害者に関するレポート『Stigma Watch』と『Bringing It All…

少女を人身売買に巻き込んだ『加害者』が適切に処罰されるために

こんにちは、インド事業部で社会人インターンをしている手嶋です。 今回は、インド事業部が現在最も力を入れて取り組んでいる 『人身売買加害者が適切に罰せられるシステムづくり』のプログラムについてご紹介しま…

知ってしまった人の役割

みなさま、こんにちは。 2015年よりインド事業部に参画している福井です。 今回は、インド出張を通じて見えたインドでの人身売買という問題の奥深さを インドのNGO団体の一日を通じて感じていただけたら…

さくっとわかる!インド事業ダイジェスト

今回はかものはしが2012年から開始したインドにおける活動について、 簡潔にわかりやすく説明します。 キーワードは「遠い」「複数」「連携不足」 インドの人身売買問題を特に複雑化させているのが、 「人…

勇気ある決断をしたサバイバーを、一緒に応援してください

こんにちは。インド事業部の清水です。 今日は、皆様に緊急のお願いがあってこのブログを書くことにしました。 サリナとハリマ(共に仮名)は、2011年にレスキューされました。 彼女たちを搾取し続けた業者は…

ひとりの女性の大きな変化と多くのサポートに感謝して~インド出張から~

みなさま、こんにちは、広報を担当している小畠です。 私は今年1月にインドに出張し、現地の様子を見てきました。 今回のブログでは、みなさまのご寄付により、 かものはしのパートナーであるGGBK(※)の…

被害者の自殺とエンパワーメント

※写真の女性は本文とは関係がありません。 こんにちは。インド事業部の清水です。 2014年も残り少なくなりました。 この1年は、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか? 私にとって今年は信じられな…

インドの人身売買被害者と私をつなぐ"バイオレーション"の体験

Violation(バイオレーション)を辞書的に定義すると、 「権利や尊厳の侵害」という意味になります。 自分を外界から守るうすくやわらかい膜のようなものを激しく攻撃される状態。 安心できる空間を侵…

Search for Justice「次の被害者を出さないために。」

今回は、認定NPO法人かものはしプロジェクト年次報告書2014から インドレポート「Search for Justice 『次の被害者を出さないために。』」をお送りします。 写真の女性はストーリーの…

インドで感じた無力感と前を向く力

こんにちは。 かものはしプロジェクト、インド事業部にて社会人インターンとして働く外崎恵子です。 日々現地の問題に携わる業務をする中で、 少しでも「現場が知りたい」と思い、9月にインド現地出張へ同行し…

私が人身売買問題に取り組む、その理由

こんにちは。 先月までかものはしプロジェクトインド事業部でインターンをしていた、和田元です。 先日、10月5日にかものはしのパートナー団体である「サンジョグ(※1)」 の共同創立者であるウマさんとルー…

一年間のインターン経験を通じて見つけた、自分の信念

私がいま人身売買問題の解決に取り組んでいるのは、 "たまたま知ってしまった"からだ。 私はこの1年間、自分自身の無力さと向き合い続けた。 自分は何も出来ない、なんてちっぽけな人間なのだろう。 そう思い…

強さ、戦略、そして豊かな発想を兼ね備えた、3つのイノベイティブなインドパートナー団体とは?

10億人以上の人口を抱え、多様な言語を持つインドでは 
貧困や性差別、文化、労働を求めた人々の移動など、 様々な問題が絡み合い
『子どもが売られる問題』が発生しています。 これらの問題を解決していく…

インド売春宿の実態と、救出された後の女の子たちの行く末

今回はNPO法人かものはしプロジェクト年次報告書2012にある 「本木がインド滞在209日で見てきたもの。」のP6〜P9に書かれたものを元に、 インドで生じている人身売買問題の一部をご覧いただきたい…

CBOってなんだろう?

"CBO" Community-based Organizationの略。 開発事業をやっていると良く出てくる単語だ。 日本語で言うと「町内会みたいなもの」だと、 仕事を始めてすぐの頃に教えられて、…

逆境とレジリエンス

私が一番初めにレジリエンス(Resilience)という言葉に遭遇したのは、 前職で復興支援を行っていたときだ。 大地震、そして津波被害を受けたコミュニティに対する復興支援事業のひとつに、 「次の災…

守られる側から、守る側へ

「人身売買の被害者」と聞いて、どんなイメージをもたれますか? 私はこれまで人身売買被害者と聞いたら、心も身体もボロボロで、 明日に希望を抱けない人たちをイメージしていました。 ※写真はイメージです…

【歴史から学ぶ人身売買問題】過去の日本と現代のインドに共通するもの

インドを訪れた際に、ムンバイにある「日本寺」へお参りにいった。そこにある墓の側面には、一周囲うようにして埋葬されている人名が彫られている。日本人の女性の名前が多数見られる。この女性達は一体何のために、…

人生をかけた闘い

2002年、「子どもが売られる問題」をなくすため、 当時大学2年生だった村田をはじめとする 青木・本木の現共同代表3人によって、 かものはしプロジェクトは立ち上げられた。 活動が開始されてから11年…

赤線地帯

私がインドでみた、人身売買の"現場"をお伝えしたい。 このブログを通して伝えたいこと。 それは、フィクションでもねつ造でもない、「現実」だということ。 とんでもなく「恐ろしい世界」だということ。 そし…

インドの人身売買の被害者たちに寄り添って感じたこと

こんにちは。 インド事業部インターンの花角紀子です。 私は先月、かものはしのインド出張に同行してきました。 インドでの3週間、被害者の女の子たちと出会い、 私が感じたことを書きたいと思います。 「被害…

売春宿から故郷に戻っても続くインド少女の苦しみと救い

ハッピーエンドはいつ訪れるのか? バングラデシュと国境を接している西ベンガル州。 農村出身の14歳の女の子がいました。 彼女は人身売買の被害に遭い、ムンバイの売春宿に連れて行かれました。 ※この写真は…

人身売買の被害者たちが、最も根底に抱えているもの

インドの事業パートナーたちと協議する中で、 何度も登場する言葉、 「Vulnerability(ヴァルネラビリティ)」 「vulnerable population」 このvulnerableは、日…

日本・イギリス・インドのコラボレーションで「子どもが売られる問題」に挑む

かものはしは、Dasra(ダスラ)というインドの団体と、 Hummingbird(ハミングバード)というイギリスの財団と協力して 新プロジェクトを立ち上げた。 その活動方法とは、この問題の解決に向けて…

人身売買被害者に正義をもたらそうとする警察官と、その裏にある被害者が抱える大きな影

みなさんは、インドの警察に対し、 どのようなイメージをお持ちですか? インドの警察は、汚職や賄賂にまみれているのでは? と思う人もたくさんいるのではないでしょうか。 人身売買被害者が、加害者グループ…

人身売買被害者に最も寄り添った支援を行うCBO団体「GGBK」

みなさん、こんにちは! インド事業部の清水友美です。 前々回の、レスキューファンデーションのデータ分析ブログの 最後でお伝えした通り、今回は、被害者を多く出している インドの「西ベンガル州」について…

被害者に仕事を。 新しいプロジェクトをインドの若手起業家とともにスタート。

今年、インドの若手起業家とともに新しいプロジェクトを立ち上げた。 カンボジアのコミュニティファクトリー事業で得た経験を活かして、 人身取引の被害者に仕事を提供するプロジェクトだ。 ※若手起業家のラディ…

人身売買を抑止するには、一体誰が鍵を握っているのか。社会・法的要因から理解する調査を実施。

みなさん、こんにちは! 今回は、かものはしのインド事業の一つをご紹介します。 かものはしが、2013年度にインドで実施している事業のひとつに、 「マハラシュートラ州における人身売買抑止力を 社会・法的…

【後編】コルカタ・シャンブドによる少女たちの心の底にある「恐怖と向き合う」プログラム

前回の記事に引き続き、 Kolkata Sanved(コルカタ・シャンブド)の プログラムについて紹介する。 今回紹介するのは、「恐怖と向き合うプログラム」だ。 このプログラムでは、被害者の参加者は …

【前編】被害者の少女たちの心の傷を癒すスペシャリスト団体「コルカタ・シャンブド」

「子どもが売られてしまう問題」 その問題解決に向けてのインドでの活動は、 現地のNGOと協力して行っている。 今回は、僕が活動にイノベーションをものすごく感じ、 かものはしのパートナー団体である 「K…

レスキューファンデーションの活動から見えてくるインド人身売買の実態

かものはしは、2012年4月からインドのムンバイに本部を持つ 現地NGO「レスキューファンデーション」を支援しています。 今回は、レスキューファンデーションの活動と、 彼らのこの3年間のデータから…

象の神様とは?インドのお祭り「ガネーシャ・チャトゥルティー」

こんにちは! インド好きのインターン黒川が、今日もみなさんにインドの文化に触れて いただきたく、第2弾としてインドのお祭りをご紹介します! 本日9/9(月)からインドでは、 「ガネーシャ・チャトゥル…

ヨーグルトまみれになる?インドのお祭り「ダヒーハンディー」

こんにちは!インターンの黒川です。 突然ですが、みなさんはインドに対してどんな印象を持っているでしょうか。 私がインドへ訪れる前は、インドという国は日本とは全く違って、どこか遠い存在であるという印象…

インドの村にいってきた(後編)

前半はこちら 2日目の最後に、save the children indiaという 僕らのパートナー団体であり、 今回この村の案内をしてくれたNGOのオフィスにいきました。 NGOの人たちと意見交換…

インドの村へ行ってみた(前編)

インドについてまだまだ勉強中の僕は、村のNGOを訪問してきました。 ムンバイから電車で8時間ぐらい。 そこから車で2−3時間の村です。2泊4日の日程でいってきました。 夜9時の夜行列車で向かいます。…

救出された少女の門出を見送る(後編)

前編はこちらです!無理やり連れてこられた売春宿から、救出された少女。その少女が新たな一歩を踏み出すというので、その門出を見送りにいったのだけれど、実は、直前になってから、見送りは延期になってしまった。…

救出された少女の門出を見送る(前編)

今日はロンドン五輪でサッカー日本代表が準決勝に臨む。こちらインドでは21時半~ということでベストなタイミングだ。ということで楽しみにしていたんだけど、急遽見られないことになってしまった。なぜなら、売春…

カンボジア内務省が行う警察訓練支援(LEAP)議長のソカー内務省長官との会見

子どもたちが買われてしまうことを未然に防ぎ、自由を奪われた子どもたちを助けるためには、カンボジア警察の力が必要だ。一人一人の警察官の能力を伸ばし、組織としての警察力を強化することは、児童買春撲滅に向け…

コミュニティーファクトリーで忘年会を開催!

皆さんこんにちは。共同代表の本木です。カンボジアの4月上旬は日本でいう師走。そして新年でもあります。ということで、コミュニティファクトリーで、忘年会的なものを開催しました。写真は、今年がんばっていたよ…

共同代表本木がJICAのニュースレターに寄稿しました!

インドにおける児童買春問題とかものはしプロジェクト‐ その深刻性と解決の可能性‐共同代表本木が、JICA(国際協力機構)インド事務所のニュースレターに寄稿しました。JICAニュースレター。右が本木の記…

売春宿から少女救出【3】説得と決断

こうして10名の少女たちの救出は成功しました。先日の救出の【2】の記事はこちら しかし、救出されたことによって、彼女たちの人生はリセットされ0から再出発だ、よかったね、ということになりません。圧倒的に…

売春宿から少女救出【2】隠し部屋に10人の少女

こんにちは、本木です。強制的に子どもを働かせている売春宿から子どもを助け出すために、事前の警察とのミーティングを無事に終えました。売春宿の近くに車を止め、捜査員とともに少女を救出するため、売春宿に突入…

売春宿から少女救出【1】売春宿に踏み込む直前

皆さま、こんにちは。共同代表の本木です。 本日は2012年1月12日に、ニューデリーにある売春宿から10名の少女・女性を救出した時の話をしたいと思います。 1月12日午後、売春宿から少女たちの救出を…

【インド視察】逃げ出した少女の幸運

皆さま、こんにちは。共同代表の本木です。本日はインドで引ったくりにあい、盗難届を出す際に警察署で出会った少女の話をしたいと思います。(この写真は、とある警察署の写真です)インドルピーをあまり持っていな…

子どもがだまされて売られないために
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心と体はつながっている~DMTインパクト評価事業を終えて~

アートセラピーが、サバイバーにもたらす効果を検証しました。

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