第17回&18回スタディーツアー報告
こんにちは!
かものはしインターンの石嶋です。
9月初めに18回スタディーツアーのグループリーダーとして、
カンボジアに行ってきました。
今回は、ツアー中の様子をたっぷりお伝えします。
かものはしのスタディーツアー(通称:スタツア)は
毎年春と夏に計4回開催しています。
この夏は、学生、社会人あわせて36名の方にご参加いただきました。
それでは、個性豊かな面々でいざ出発!
一日目から順を追ってご紹介しましょう♪
<ステメンチャイのごみ山>
カンボジアに着いて最初に訪れたのは、なんとゴミ山…!
今回はゴミ山からのスタートです。

広大な敷地一面に積まれているのは、ゴミ、ゴミ、ゴミ…
捨ててもいい服、靴、マスク。
さらに靴にはビニール袋も巻いて、完全防備で挑んだ私たち。
ですが、このゴミ山にはゴミを集めてわずかな収入とし、
家を建て、近くの学校に通うというように
普通に家族そろって暮らしている人たちがいました。
日本での暮らしと比較し、貧困をリアルに痛感。
<戦争博物館&キリングフィールド>
約30年前、カンボジアでは、独裁者ポル・ポトによる大量虐殺が起こりました。
当時の様子が生々しく残る、刑務所、処刑場跡で、
カンボジアの悲惨な歴史を目の当たりにしました。
犠牲者たちの顔写真が並ぶ博物館。物言わず、私たちを見下ろしています。
犠牲者の塔に花を手向ける参加者…
<孤児院>
人身売買や強姦、家庭内暴力の被害にあった子どもたちの保護施設を訪問しました。
保護された女の子たちは、ここで美容師や仕立て、手織りなどの職業訓練を受け、
自立に向けて頑張っています。

所長のお話を聞いた後は、
カンボジア版のハンカチ落とし(日本より過激です!)を教えてもらったり、
日本から持っていった折り紙や紙風船などで一緒に交流。
ひとりひとり辛い過去を持っているなど感じられないほど、
素敵な笑顔で私たちを迎えてくれました。
<現地NGO>
カンボジアでは、国内外の様々なNGOが活動しています。
国際協力の最前線で働く様子をちょっと拝見。

コンポントムの遺跡にて~遺跡の保全に取り組む女性~
現地で活動している日本人も多く、
目をキラキラ輝かせながらお話をする姿に、参加者も大きく影響を受けていたようです。
<農村プロジェクト>
これぞ、スタツアの目玉プロジェクト!
かものはしが活動しているクチャの農村で、
ワーカーの女の子たちや近くの村人たちを相手に、参加者自身が企画・運営を行います。
完成したばかりのファクトリーを見学。
日本向けの製品作りにフル稼働中です!
17回は、コースター作りと手形。
18回は、似顔絵大会を行いました。

似てるかな?

お互いに弾けんばかりの笑顔!!
<遺跡観光>
もちろん、カンボジアが誇る世界遺産アンコールワットも訪れます。
悠久の時を経た壮大な美しさに圧巻!
モイ、ピー、バイ(1,2,3)~カンボジアで写真を撮るときの掛け声です!~
けれど、遺跡を一歩出るとあっという間に物売りの子どもたちに囲まれてしまいます。
私たち日本人にとっては決して高い金額ではありませんが、
買うことが本当に彼らのためになるのでしょうか?
こんなところにも、考える種はたくさんあるのです。
このように毎日怒濤のコンテンツで進んでいきますが、
実際に自分の目で見て、肌で感じた経験をそのままにするわけではありません。
ただの思いで終わらせず、ちゃんと考えとして残せるよう、
ツアー中には適宜ワークショップも行っています。
最初は、次々と目にするカンボジアの現状に、ショックで放心状態?!
グループリーダーによる人身売買についてのレクチャー
現地駐在員からのリアルなエピソード
見たもの、聞いたもの、感じたものを少しずつ情報整理して、
そこから自分が考えたこと、疑問に思ったことをグループ内で共有します。
「幸せって何?」
「貧困って不幸なの?」
「国際協力ってえらいの?」
どれも答えはひとつではありません。
でも、お互いに意見をぶつかりあわせれば、きっと何かが見えてきます。
最初は自分の意見を言うのを躊躇していた人も、
徐々に素直に考えをぶつけるようになっていきました。
本音でぶつかり合えたからこそ、相手を理解でき、相手の新たな一面も見えてくるもの。
ツアーのメンバーが、かけがえのない「仲間」になれたのは、
濃いワークショップを経たからでしょう。
最後のワークショップでは、
このスタツアを終えた後、自分はどう行動するかをみんなの前で発表しあいました。
バックグラウンドも違う、これから進む道も異なるメンバーですが、
ツアー中にカンボジアで出会った人たちとのつながりを維持していきたいとの思いは、
皆同じです!
【参加者の声】
・行く前に思っていたよりずっとずっと充実していました。本当に行ってよかったです。
でもツアーは始まりで、本番はこれからかな、と思います。(20代女性)
・思いたったら、即行動。
幸せな環境の中にいる人生を無駄に過ごしちゃいけないなぁ…。(20代女性)
・スタツアではとてもよい経験をすることができ、
毎日毎日が充実したものだったと思います。
人によって人は変えられるということを改めて感じました。
このツアーで私に関わった人みんなに対して感謝の気持ちでいっぱいです。(20代女性)
スタツアはただのきっかけにすぎません。
このツアーを基点にこれから参加者の方々はどう行動していくのでしょうか?
参加者の今後が楽しみでなりません!
08年09月30日
[日本活動記]








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