かものはしNews

日本人のマネジメントの問題!?~停滞と醸成~

こんにちは。共同代表の本木です。

現在新しい地域、クチャ郡でコミュニティファクリー事業を展開しようとしている。

活動するためには、カンボジア政府からMOU(Memorandum Of Understandingの略で
「覚え書き」のようなもの)が必要なのである。



が、しかし、MOUがなかなか取得できない。
賄賂を要求されたり、各省庁をたらい回しにされたりと、
やきもきした時期が続いているのだ。


P1020560.JPG
MOUを待ちつつ、農村の家庭を訪問し様々な項目ごとに調査している

カンボジアオフィスのスタッフみんなで、
MOUが取得できない場合にどうするかを話し合った。

有限会社を取得し、活動するというアイディアや、
こっそり自分たちのオフィスに何人かずつ呼んでトレーニングする、という案もでた。


そうすれば本格的に職業訓練をスタートする前に、
訓練カリキュラムをよりよいものにしたり、商品の販売開始を早めることもできる。

しかし、この案は却下された。
無許可での活動が明るみにでれば、
行政のほうから追い出されてしまうかもしれないからだ。


P1020647.JPG
とある農村家庭を訪問。家の壁がない家庭も少なくない。

そうした議論の中、カンボジア人スタッフのほうから、
「申し訳ない。カンボジアの事情についてだから、
僕たちがちゃんと伝えておくべきだった」といってきた。

これはカンボジア人の問題と言うより、
MOU問題を解決できないマネジメント(日本人)側の問題といえた。


しかし、そうして謝ってくれたことに、マネジメントに対する責任感が
カンボジア人スタッフに醸成されてきたと感じた。


コメント

毛利 晴彦 - 2008年04月04日 17:26

こんにちは
私は東南アジアなどで海外営業の実績は10年ほどですが、カモノハシのようなようなNPOで活動した経験はありません。ただカンボジアに限らず、先進国以外の多くの国では政府・地方行政府の許認可を得る場合、わいろの要求やタライ回しが多いのはよくあることだと理解しています。 皆さんが焦燥に駆られるのはわかりますが、ここはカモノハシの活動目的や意義をお役所によくよく説明しつつ、地道にMOUの取得に向け努力していくことが最善だと思われます。 すでにおわかりのように、奇手やアングラ的な活動をすれば、足元をすくわれる可能性が大きいように見えます。 カンボジア人スタッフの能力の程度が不明ですが、カンボジアの法制を含め現地事情の一層の掌握が必要と思われます。

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