気になる給料の使い途は!?
コミュニティファクトリーで職業訓練が終わり、
立派な一人前の働き手として本格的にお給料がでました!
(4月はカンボジア正月休みのため半月お休みだったため、
5月からきちんとした月給がでました。)
5月末にでたお給料、約3600~4800円、皆一体何に使ったのでしょうか?
(※給料は出来高制のため差が出ています)
働いているみんなにインタビューしてみました!
意外に多かったのが・・

実は指輪。
村の貧困家庭の中でも貧しさの度合いはさまざまです。
コミュニティファクトリーに通ってきている子たちは、
「自転車や家畜を全く持っていない層」~
「自転車と牛数頭持っている層」ぐらいの間です。
その中でもやや上の層にある子たちの多くは、
親にお給料を渡す前に300~600円ぐらいで指輪や洋服を近くの市場で買ったとか。
(一年の中でも正月など特別なときに買います。)
このようなお金の使い途は、貧困の度合いに拠るところもありますが、
個人の性格や家風にも拠るようです。
親も含めて、「有効なお金の使い方」(貯金や教育へ使うなど)の
勉強会も同時に行うことが大切だと思いました。

(ファクトリーで働く人々の家庭へ訪問している様子)
また、給与のほとんど、または全額は親が管理しているので、
家庭訪問を行い、両親にもインタビューしました。
現金収入がほとんどない状態のため、
お給料は大概が「日々の食事代」に当てられています。
家計の状況に拠って、一日に30~150円(米代は含まず)
ぐらいが使われています。
大体コミュニティファクトリーでのお給料ぐらいで
少なくとも一家族(約5-6人)が食事をできるようになります。

他には、子ブタを買った家庭もありました。
2000円ぐらいです。半年後には5000円ぐらいで売ることが出来ます。
(餌代がかかるため、全部は利益にはならないが)
ビジネス的な進捗に加え、私たちの最終的な目的である
「コミュニティファクトリーからの現金収入がどのような変化を
生活に与えているのか」の調査が始められる段階にやっと来ました。
【コラム】指輪はぜいたく品??
「指輪」を買ったというとぜいたくな気がしますが、
多くの人が銀行を使わないカンボジアではアクセサリーを
「貯金」として、お金がなくなると売ったりするわけで、
日本人が思うイメージと違うところもあるようです。
同じように豚や牛もお金が困ったときに売ることができます。
「現金を貯金する」という文化はまだまだ根付いていないため、
貯蓄グループ活動を行うNGOも多くあります。
07年06月19日








WorksUnionsの阿久津です。
いつもコミュニティ事業報告を拝読させていただいています。
今回具体的なお金という言葉が出てきました(使い道)
現在、多種に渡るかくNGOの活動や内容に若干触れています>が、ここで提案です。
この中で非常に気になった内容として(皆一体何に使ったのでしょうか?)の一文に着目しています。
収入の確保から、その収入で何をするか。それは何故か。収入とは何か。
国家は別として、ひとつの事業から、新しい生活サイクルが生まれているのは間違いない事実です。
その新しいサイクルが何処に向かってゆくのか。何処に志向されるのか。また、何処に誘導されてゆかなければならないのか。
生活、思考も違う(価値観、教育も含め)初期段階の経済を含めた方向性の未来像を含め、検討するためにも、結果が生み出す方向性を知るためにも、コミュニティ事業を基点として派生している、生活状況、変化、思考の動向等、カモノハシプロジェクトが与えた情況の変化が今後どう変化し、結果どう変わったかの詳細なデータベースを作られたらどうでしょうか。
今後の変化に対応する経済や思考の貴重な財産になると思います。
また、事業等でのもたらされた現実の変化が地域に、また、事業にどう変化が現れるか。
価値観や、欲求にまで及ぶ状況変化の貴重なデータになると思われます。
また、結果的にそのデータから予測される経済状況、思考の変化。価値観の変化は事業運営のみならず、経済運営にも影響する物です。
長期になる調査運営、集積は今後の変化状況の指標にとどまらず、貴重な資産、運営に係わる重要なデータとして資産価値も付加されるものになると思うのですが。
感じたままに書きましたがご一考まで。
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