いぐさマット織りコンテスト!
カンボジア駐在員の大窪です。
コミュニティファクトリーでの「いぐさマットづくり」の職業訓練は、
もうすぐ研修が終わり、出来高でお給与が支払われることになります。
基本は一日US$1(約120円)
+2.5m以上織れたらUS$0.25(約30円)追加
(2.5mは休まず織れば達成できるぐらいの長さです)
2.5m織れる自信がないからその制度は嫌だ、
という声が多くあがりました。
村人は生産性の高い人とちょっと怠け者の人とが
同じ額もらう不公平には寛大で
(農作業も一日いくらで共同作業をしています)、
『みんな一緒』のほうが大事なようです。
『一体、一日必死で織ったらどれぐらい織れるのか?』
ということを体感して自信をつけてもらうために
コンテストを行うことにしました。
~いぐさマット織りコンテスト!~
二人一組で7時~17時(お昼休み2時間)で
一番長く織れたペアが優勝です。
賞品は
1位:いぐさバッグ
2位:いぐさ財布
3位:いぐさペンケース
いぐさで創った商品を前回見せたら
『次のお給料日にこれ買いたい』
と興味深々だったのできっと喜ぶはず。
いぐさ商品はカンボジア人にとって
『NEW』で魅力的なのです。
『貧困』という文字の影に隠れてしまっているけど
やっぱり女の子はバッグやおしゃれが好きなことを
思い出させます。

結果は、
一位 3.6m ニン&フイ チーム
二位 3.0m マイ&ラー チーム
三位 2.8m スレイナン&サロン チーム
です。
けっこう織れるんですねぇ。
すごい。
賞品をもらって嬉しそうでした。
が、早く帰りたいのでさくさく帰っていく姿も印象的でした。
参加チームの65%が目標の2.5mに達成。
一番短かったチームで2m。
一位との差が1.6mもあるとなるとこれは早く織るための
小さなカイゼンポイントがたくさんあるのでは、と思います。
上位3チームと下位チームの違いを分析したところ
上位チームは研修を休まず参加して
ペアを組んで長い。
下位チームは後から研修に途中参加した
または、互いによく休むのでよく相方が変わる。
まずは、毎日同じペアで働いて、
二人の息が合っていることが大事なようです。

いぐさ織りは一人が織り、
一人が横から棒を使っていぐさを差し込んでいきます。
またバックグラウンドを見ると上位3チームの6人には
5・6年生まで学校に通っていた子が多く、
平均3.5年に比べて教育水準がやや高いことが判りました。
『息の合ったペア』をお手本に、
たくさんの小さいカイゼンポイントを見つけて工場に
『カイゼン』を浸透させていきたいと思います。
07年04月06日








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