カンボジアの農村で暮らす人々は…
今回はカンボジアオフィスの大窪がお届けします。
現在かものはしが、提携中のWP(ローカルNGO)のダイレクターと、
カンボジアの農村で生活することについて、聞いてみました。
「カンボジアの農村で暮らす人たちの収入平均はいくらですか?
また、生活に必要なお金はいくらですか?」
ごみを拾っている子どもたち
「稼げるお金の額は、その人の持っている技術や知識によって
だいぶ差があるけれど、一人当たり平均$10-15/月ではないかと思います。
スキルのある人で平均$1.5-2/日。
街で物乞いをして稼げるのは一日平均$2.5ぐらいですね」
そうすると、ホーチミンやプノンペンといった都市に物乞いに出かけると、
交通費や宿泊費、物価の関係で食費が多くかかってしまうけれど、
それでも物乞いは収入がいい職業といえることになります。
特に知識やスキルの得られない子どもは、物乞いになる可能性が高いのです。
「農村で一人が、一日生活するのに必要なお金は約2000リエル(約$0.5)です。
カンボジアの家族構成人数が6人なので、1ヶ月暮らすためには
$90は必要になりますね」
本来ならば、子どもが稼ぎ手になるわけにはいかないので、
親が一ヶ月$90稼ぐ必要性があります。
しかし現実は、一ヶ月の収入平均が$10-15という事実…
そうなるとやはり、「子どもに働いてもらわないと困る」となってしまうわけです。
しかしながら、一ヶ月90$を収入目標にしても農業に頼って暮らしているので、
時期によって収入の差は当然激しくなります。
そして、生活の中で自給自足している部分もあるので、
「目標平均収入を決める基準を、お金にしていくらか」算出することが、
農村では難しくなるというわけなのです。
しかし、同じ世界でも1$の重みがどれほど違ってくるのか
これを見てもよくわかりますよね…。
06年06月03日
[駐在員日記]








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