ITの可能性を信じて
2004年より孤児院に保護された子ども(元ストリートチルドレンや貧困家庭の子ども達)を対象に、PCスクールを開始した。孤児院を卒業した後、就職と結びつけ、子どもたちが経済的に自立できるように。
パソコンの基本スキルである、ワード・エクセル、さらには、カンボジアの就職に有利なPCスキル(グラフィックデザインなど)を厳選しカリキュラムに組み込む。
インターネットの可能性や危険性なども講義し子ども達がよりよくITの世界とつきあっていけるよう工夫を凝らし、PCスクール実施にいたる。


子ども達の夢をつなぐPCスクールの実現

プロジェクトを進めていく上でどの作業も初の試みだったのでスタッフ一同ドキドキしながらも、わくわくし心ときめく思いでPCスクールを見守っていた。
これまでに4度のPCスクールを実施し、13の孤児院から120人の子ども達(小学校卒業以上、12~18歳)を修了生として送り出してきた。
初めてPCに触れる子どもがほとんどであったが、PC訓練をみごとに成し遂げてみせた。子ども達も成功体験から自信をつけ、その笑顔がとてもまぶしかった。この笑顔がなによりも意義深い。かものはしも組織として一皮剥け、大きな成長の機会となった。
未来にはばたく少女~PCスクールを修了し就職を決めた18才~
修了生の中から就職することができた生徒を輩出することができた。
18才のヴァナリーちゃんは家庭内暴力の被害に遭い、11才の時に孤児院に保護されたという過去の持ち主。彼女のPCのスキルが評価され、プノンペン市内のインターナショナル・スクールでの事務仕事に就くことができた。
また、将来の夢はコンピューター関連の仕事に就くこと、という少年は「シンガポール留学」を決める、などの成果もあがる。彼らが可能性を秘めた原石であり、チャンスさえ与えられれば飛躍的に成長していける。そう感じられ、かものはしの活動は非常に意味のあるものだ、という思いが確信に変わった。











