子どもが売られない世界を作るため、寄付・募金・ボランティアの協力によりカンボジア・インドをメインに活動する国際NGO

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2010年03月30日

【かものはしメルマガ104号】2つの新事業を開始しました

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╋╋・‥...       かものはしメルマガ104号        ...‥・╋╋
                   2010.3.30

こんにちは。
NPO法人かものはしプロジェクト共同代表の村田です。

かものはしプロジェクトでは、児童買春問題の防止を強化するべく、
新しい事業を二つ開始いたしました。
孤児院支援事業(2009年9月~)、警察訓練事業(2010年1月~)です。

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共同代表とワーカー

総会や、会員様向けのメール等で、少しずつ報告して参りましたが、
この度、提携団体との契約が完了いたしましたので、
皆さまに正式にご報告したく、メールを差し上げております。

改めて、なぜ新事業を始めたのか、
そして、それらの事業内容をご説明したいと思います。
以下、長文となりますが、ご容赦ください。

また、ブログにも新事業をはじめた背景をご説明した動画をアップしております。
直接私の思いをお話しいたしましたので、そちらもぜひ、ご覧下さい。

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Contents

【1】二つの新事業を開始した理由

【2】孤児院支援の内容

【3】警察訓練支援事業の内容

【4】村田よりサポーターの皆さまへ
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【1】二つの新事業を開始した理由 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一言で言うと、「新事業を行うことで、
もっと多くの子ども達を守ることができるから」です。

児童買春の被害をなくすためには、
売られる子ども達(供給)と、子どもを買う人達(需要)の両方を
なくさなければなりません。

売られる子どもをより減らすために、
被害にあうリスクの高い子どもを孤児院で保護し、

買う人を取り締まる法律を執行するために警察を訓練するのです。

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【2】孤児院支援の内容
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これまで取り組んで参りましたコミュニティファクトリー事業は、
大人に仕事を提供することによって、児童買春の根源である貧困問題を解決し、
売られる子ども達を減らすという点で、非常に成果をあげています。
今では約30人の女性達が生き生きと働いており、
その家族の暮らしが良くなってきています。

しかし、コミュニティファクトリー事業ではカバーできない、
「親のいない子ども」や「親が働けない家庭の子ども」もまた、
児童買春の被害にあうリスクが高い境遇にあります。

そんな子どもたちを、この孤児院でしっかりと保護したいと思い、
孤児院ドムノータックへの支援を決意しました。
この孤児院は、人身売買が多いとされる、タイとカンボジアの国境沿いにあり、
46人の子ども達が生活しています。

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その中の2人をご紹介します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■ 15歳、女子

・孤児院に来る前は、タイで物乞いをしていた。
 母親はすでにタイで麻薬の売買をしていて逮捕されている。
・勉強がしたい。縫製より勉強が好き。
・教育担当スタッフによると、自分自身で判断できる子。
 勉強がよくできるとのこと。
・将来の夢は、映画スター。映画はタイ・韓国よりも自分の国の映画が好き。

■ 16歳 男子

・8人家族。両親は離婚し、母子家庭で育つ。
 家族は、野菜を売って生計をたてているが、
 貧しいため自分達が食べる食料はなかった。
・家族内での喧嘩が多くあり、家庭内暴力もあった。
 病気や借金も多くかかえていた。
・ポイペトでストリートチルドレンになっていたところを、孤児院に保護された。
・演じることが好き。将来は、コメディアンになりたい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

子どもたちは、保護すれば、売られずにすむだけでなく、
学ぶことができ、自分の将来に希望がもてるのです。
かものはしプロジェクトは、この孤児院を支援することで
より一層、買春の被害を防止に力を注いでいきます。

※孤児院支援のより詳しい情報はこちらこちらをご覧ください。

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【3】警察訓練支援の内容
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一方で、子どもを買う(需要)人達を減らすための事業が、
「警察訓練支援」です。

かものはしプロジェクトは、他の国際機関やNGO団体と協力して、
「警察トレーニングプロジェクトLEASETC」への資金的な支援
を開始しました。ここには、カンボジアの内務省、
UNICEF、World Vision
などが参加しています。

LEASETCの主な活動は、児童買春を取り締まる法律を
実際に効果のあるものにするため、
警察に対して、この法律の内容を理解してもらい、
買春宿の摘発の仕方や、証拠品の押収の方法を教えるトレーニングです。

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過去5年間、こうしたトレーニングを首都プノンペンで行ったところ、
摘発件数が10倍に増える程の効果がありました。

トレーニングの実施自体は、カンボジアの内務省が担当しており、
直近では3月に訓練が予定されています。

買う側への取り締まりが強化されれば、2000年代前半のように、
子どもを買った人が捕まらず、被害者は泣き寝入りするしかなかった
ような状態が改善されます。

加害者は適切に処罰され、被害者は手厚く保護されるようになるのです。

※警察訓練支援のより詳しい情報はこちらをご覧ください。

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【4】村田よりサポーターの皆さまへ
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2003年にカンボジアに行った際、被害にあった子ども達が傷つけられ、
最悪の場合、警察官にまで暴行を加えられて、そのトラウマに苦しんでいる
状況を目の当たりにしました。
『この国で買う人達への取り締まりが強化されれば、
きちんと罰することが出来るのに...』
ととても悔しい思いをしました。

カンボジアに進出した当初は、若者が代表をしている小さな民間の団体が、政府が担っている法執行の分野に協力できるなんて
夢にも思ってもいませんでした。

しかし、コミュニティファクトリーの活動が軌道に乗り始め、
活動を様々な人に知ってもらえるようになったことで、
一緒に活動しようと声をかけてもらえるようになり、
今回こうして、LEASETCの一員としてカンボジアの法執行に
協力することができるようになりました。

km104_5.JPG

これも一重に日頃の皆さまのご支援のおかげです。
本当にありがとうございます。

あともう少しの努力で、カンボジアの児童買春の被害を
大きく減らすことができるところに来ています。
ですので、今こそ必要な対策を取るべきときです。

かものはし、サポーターのみなさん全員でカンボジアで
強制的な児童買春被害に苦しむ子ども達をなくしましょう!

何かご質問等ございましたら、お気軽に弊団体までお寄せ下さい。
今後とも変わらぬご支援を、どうぞよろしくお願い致します。

NPO法人かものはしプロジェクト
共同代表 村田早耶香

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E-mail:info@kamonohashi-project.net
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