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カンボジア便り

2012年01月11日

コミュニティファクトリーの女性が家出・・・【前篇】

スオスダイ!(こんにちは)カンボジアよりインターンの清水です。

先日、ファクトリーで働くある女性に大きな問題が起こってしまいました。


彼女の名前はヤサ(仮名)。ファクトリーで働きだして約2年になりますが、以前から家族との仲があまりよくなく、ソーシャルエンパワーメントチームのスタッフ(働き来ている女性が、本当の意味で自立できるよう、識字教室やお金の知識、食事など生きる上で重要なスキルが身につくように、活動しているスタッフチーム)が相談に乗っていました。


 彼女には両親がおらず、お姉さんとその息子、またお姉さんの旦那さんと一緒に住んでいます。かしお姉さんは現在2人目の子を妊娠中な上、旦那さんもほとんど働かないため、ヤサのファクトリーでの収入が唯一の家族の収入、更に借金もあり非常に貧しい家庭でした。


Lin's house.JPG

ヤサの家族が暮らしている家


そんな中、借金と家庭の不仲のプレッシャーに耐えられなくなったヤサは、家を飛び出し(家出ですね)一人で良い仕事を求め、都会であるシェムリアップでレストランでの仕事を見つけていました。


このように、家庭内で様々な問題が起こり、どうしてよいのかわからなくなり、私たちに事前の相談もなく、急にファクトリーを辞めてしまう女性もいるのですが、これは非常に危険なことです。


最悪なケースとして、新しい仕事が期待していた良い条件のものではなく、帰る場所もなくなり、人身売買の道に進んでしまうことも考えられるのです。


幸いなことに彼女は、以前からソーシャルエンパワーメントチームと信頼関係を築いていたので、レストランで働きだしてから約3日後に彼女と連絡をつけることができました。


その情報を得たソーシャルエンパワーメントチームは、彼女の仕事が危険のない仕事なのか、彼女が幸せに働けているのかを確認するため、アポをとってレストランを訪ねました。


実際にレストランを訪ねてみると、そこでの仕事は朝早くから掃除、お皿洗いと食事の準備、夜遅くまで後片付け、オーナーの子どもの世話まで、非常にハードワークであるとのこと。


寝る場所と毎日2回の食事は付いてくるものの、お給料はたったの月約30ドル...(ファクトリーで働く半分以下!)かもらえないとのことでした。


都会に行ったらもっといい環境でたくさん稼げて、貯金もできるだろうと期待をしていた彼女は非常に落胆し、約1週間働いた時点で既にハードワークに耐えられず、できれば家に帰りたいけれど今後どうしたらいいかわからないという状況だったそうです。


この問題を解決するために、どうしていけばよいか。。。気になる続きは後編でお伝えします!

カテゴリー: カンボジア便り

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