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- **前号までのあらすじ**
- 幾多の困難を乗り越え、何とか日本の大手小売店での販売を終えたクチャのファクトリー。
今後は、カンボジア市場での販売により注力しつつ、ビジネスとしてファクトリーを運営していくことを大事にしていきたい。方向性を再確認し、新たな試みが始まる!
日本の大手小売店への販売 を終え、カンボジア市場で販売することの重要さを再確認した、現地のスタッフたち。
今まで以上に積極的にカンボジア市場に挑戦していこう!
一同の士気は高まっていた。

そもそもなぜ、カンボジア市場で販売することが大切なのか?
かものはしは、将来的にカンボジア人たちに運営を委ねたいと思っている。
それを考えると、生産拠点に近い範囲で生産を行った方が、彼らが運営しやすいからだ。
また、お客様の顔が見えること。
これは何よりワーカーやカンボジア人スタッフたちのやる気を喚起させる起爆剤となる。
さらに、カンボジアには世界遺産アンコール遺跡があるため、
観光客を対象に大きな売り上げが期待できる!というわけだ。
さて、さっそくカンボジア人スタッフが中心となり、マーケットやホテルのお土産店に営業に回った。
結果は・・・
検討むなしく惨敗であった。
まず、品質不良、値段が高いなどの理由で取り扱っていただけなかった。
また、何とか注文をいただいたとしても、生産と営業との連携がうまくいかず、
納期が遅れてしまい、取引先からの信用を失ってしまったこともあった。
「このままでは、まずい」
現実に直面して初めて、現地スタッフは、ビジネスとしてやっていく上での厳しい現実を思い知ったのである。
品質の悪い商品は、農村ではよしとされても、市場では受け入れてもらえない。
競合の商品が多い中で、行き当たりばったりの営業では、なかなかお客様のハートをつかめない。
何はともあれ、商品の品質向上と、営業の立て直しが急務となった。

続く・・・










