- **前号までのあらすじ**
- チクライエン地区では活動休止を余儀なくされるも、ソトニコム地区では、ついにサポートレターを獲得し、行政手続きを終えて活動がスタートされる。働く女性たちの自立に向けてソトニコム地区での再挑戦の幕が切って落とされた。
-待ち焦がれた職業訓練。村をあげて応援していきたい-

かものはしプロジェクトのミッションや活動理念を紹介し、その次に職業訓練コースを紹介する。
そもそもミーティングに村人達が集まるか不安を抱えながら当日を迎えたが、
始まってみると村人たちはプロジェクトや活動内容を理解し、かものはしを歓迎してくれていた。

職業訓練の始まりに目を輝かせる訓練生たち

クチャのコミューンチーフ
(集合村長)
コメント:
「私たちは98年ぐらいより三カ年計画を毎年たて、女性に対する職業訓練を招聘してきたが、どこのNGOも来てくれなかった。 そこへかものはしがようやく来てくれたので、村をあげて応援していきたい。」
集合村長の挨拶では、出稼ぎの危険性を説いていた。
彼らは出稼ぎの危険性を深刻に、自分たちの問題として捉えている。
だからこそ、かものはしプロジェクトは期待されているのだ。
その期待に応えるためにも、より一層がんばらねばならない。

ミーティングにてスピーチをした、
カンボジア駐在員 樋口
コメント:
「こちらがいくらなにかしようとしても、みなさんの意志・モチベーションがなければ何もなりません。
本当に自立への手助けをしたいと思っています。共にがんばっていきましょう!」
-新しい職業訓練コースにチャレンジ!-
今回の職業訓練コースは2コース。
新たな訓練生とともに、これまでの“い草”のマット縫製する「縫製コース」をに加えて、新たな素材を使って手で編む『手編みコース』もスタートさせた。
畳の原材料でもある、「い草」をマット状にしたものからブックカバーやカバンといった製品へとミシンで加工します。

「手編みコース」では、現地素材のもので、地元に昔からある技術を活用し、市場に売れるような商品を作っていく。

ヒヤシンス科の一種「ルンチェ」
-初めて触れるミシンに目を輝かせる訓練生たち-
そしてミーティングの午後、いよいよ職業訓練の初日を迎えた!
サポートレター取得が遅れたことで、ファクトリー建設が間に合わず
集合村長の家を借りての初日となった。
土地を借りる際に必要な政府発行の「覚え書き」のようなもの
訓練生は、初めて触れるミシンやこれから学ぶことに目を輝かせている。
とはいえ、訓練生は異なる村から来ているため、互いに緊張している様子。
継続して通ってもらうためには、早く場に慣れてもらい、困ったことや不安を払拭するための場づくりや関係づくりが大事である。

楽しみながら互いの距離を縮めるためのゲーム
前回のチクライエン地区のプロジェクトから学んだことの一つだ。
スタッフはジョークを交えたりしてアットホームな雰囲気をつくりあげる。

時間厳守、備品管理の徹底など自分達で規則を決め、発表した
訓練初日は訓練生同士が仲良くなるためのゲームや、内部規則を自分たちで策定するなどして打ち解けた雰囲気をつくりだした。
コミュニティファクトリーを再出発させた。
このプロジェクトへの期待と共に、うまく軌道にのせられるか不安を併せもつ、
かものはしスタッフ、訓練生、そしてクチャの村の人たち。
それぞれの想いを乗せて、クチャでのコミュニティファクトリーがスタート。
本格的に始動したコミュニティファクトリーに、思いがけぬ吉報が届いた。
カンボジア、日本を緊張が走った吉報とは!?―
続く。












新しく活動を展開するソトニコム地区のクチャにて、
プロジェクト内容をより深く理解してもらうために、プロジェクトに関わる人々を集めてミーティングを行った。
参加者は村長、村の役人、訓練生、訓練生の親と、総勢50名程が参加。