- **前号までのあらすじ**
- ようやくいぐさ製品販売の営業がうまくいき、生産側も改善が繰り返されて軌道にのってきたかと
思われたコミュニティファクトリーであったが、そこには落とし穴が待っていた。
8月は農村では田植えの時期である。田植えの手伝いに行くワーカーたち。
ファクトリーが働き手の人数不足においこまれ、ピンチが続くかのように思われたがなんとか切り抜け、またファクトリーに明るい日々が戻ってきた。
9月に入って田植えの時期が終わり、駐在員大窪がファクトリーに顔を出すとセンターには2人残して18人全員が帰ってきていた。

近所のお母さんと娘2人でファクトリーへ訪問。ファクトリーに興味津々な様子
ワーカーや研修生ではなく、村からの訪問者も次第に増え始めているファクトリー。
村長の奥さんから近所のお母さんとその娘など、近隣から人伝でやってくる。
「うちの娘も参加させたいのだけれど」という申し出まででてきた。

自らの学費と弟たちを学校へ通わせるために働きたい!
と志の高い新人のピーセィ15歳。新しく仲間入りです!
実際に申し出を受け入れ、新しい研修生も増えた。
新人である研修生が自主的に掃除したり、先輩であるワーカーがいろいろなことを教えていたり、という頼もしい光景も見受けられるようになってきた。徐々にワーカーたちの自主性が芽生えてきた模様。
農村での活動開始直後にはあれだけ苦戦を強いられた、「村人との関係性作り」。
今では、こうして村人たちにコミュニティファクトリーそのものが受け入れられた、と実感できるようになった。
しかし、まだまだ課題は山積みであり、手放しで喜べる状態ではない。
いぐさ製品の生産改善のため、先日はワーカーたちへ製品の品質向上のためのワークショップを行ったり、実際にマーケットに行って自分たちの製品と他社製品とを比較し、改善ポイントを自身の目で確かめてみたりと、努力する日々である。

自分たちの製品を手に取り、喜びあり、反省ありのマーケット見学。
ふだんは、にぎやかなワーカーたちも真剣な眼差しで商品を吟味中
ようやく、ようやくたどり着いたこの状況に駐在員大窪は万感の思いを込めて下記のようなコメントを残している。
コミュニティファクトリー事業は、村人達に認知、信頼されはじめ、ワーカー達の品質意識も向上しはじめたりと様々な要因が実を結びはじめてきた。
好循環が生まれているコミュニティファクトリー!












駐在員大窪
コメント:
やっと、働いている村の女性たちが「私たちの」ファクトリーという気持ちで自主的に動き始めたようで本当に嬉しいです。
半年以上経ってやっと軌道にのせられたように思います。
1ヶ月の「田植え」時期の活動小休止なんてなかったかのように、コミュニティファクトリーは活気づいています!