- **前号までのあらすじ**
- NGOとの提携、シェムリアップ近郊農村への引越し、土地の購入など
コミュニティファクトリーチームは困難に直面しながらも着々と準備を進めていく。
そして今度は農村でコミュニティファクトリー訓練生選出会議が行われた。
しかし農民の理解、協力を得られずなかなか人が集まらない。
自立収益・コミュニティの必要性を伝えた上で何度もプロジェクトの意義を訴えていくことにしたが――!?
連休を返上して早朝から遅くまで建設業者(村人の代表)と交渉、契約し、 購入品リストをつくり、技術指導するトレーナーと訓練カリキュラム計画を練り、マーケティングをし、できることを全て実践した。
土地を購入し、職業訓練センターも落成までこぎつけたコミュニティファクトリー事業。

幾多の困難に直面し波乱の幕開けとなった。
そんな中でも抜群の結束力でピンチを切り抜けてきたかものはしチーム。
2006年も年の暮れ、いぐさ織りを技術指導するトレーナーも雇い、必ずこのパイロットプロジェクトを成功させてみせると駐在員大窪は静かに誓う。
「子ども達を出稼ぎの危険から守り、農村家庭を守るために」
コミュニティファクトリー事業は走り出す。

38名の訓練生とともについに研修が開始された。

集まった訓練生は15~19歳の女性が多く、近隣の農村から1時間の道程を自転車でやってくる。


道は舗装されておらず自転車を1時間こぐだけでも大仕事。
でも、こんなでこぼこのじゃり道だって家族を助けるためならがんばれる!そんな訓練生の想いが必死でひたむきな表情から読み取れる。
訓練生の熱意や意気込みをなんとしても成果に変えたい、とかものはしスタッフはまたはりきる。とてもよい循環がセンターには流れている。
一人がいぐさを横から入れてもう一人が織るという二人一組での仕事、いぐさの太さを均等にする、いぐさを染料で染める、など訓練生が学ばなければならないことは多い。
家族を助けるべく、ひたむきにいぐさ織り技術を学ぶ訓練生たち。


コミュニティファクトリー内部の雰囲気は、とても明るく活気に満ちている。表情は真剣そのもの











